electrongirl

ゆるく、ゆるーくありたいものです

合同会社elegirl代表、岡崎龍夫です。
大学生だった2004年から20年以上つけている思索の記録です。
未来の自分に手紙を書くつもりで書き溜めているため、それほど一般性はありません。

2005年08月

ポリシックスとソウルフラワーユニオンで奮い出かける。

岡崎藝術座終了。芝居の出来ていく様を間近で客観視するのは毎度のことだが、勉強になるなあ。

そのおかげもあってかやっと、脚本が一つ生成をはじめた。ネタ帳が急に膨らむ。

ここ数日のこと。

三郷に帰る。大学を辞めたことが父親をかなり苦しめていた旨を聞いた。申し訳ないし、心苦しいけれど、贖罪たることが何も出来ない。

以前の日記にも書いたが後輩が自殺した。

つくばエクスプレスは初乗りが高かった。

つくばエクスプレスに乗ったということも、ささやかにも関わりのある人間の死もとりあえず自分にとっては並列だったということ。
片腕のない車椅子のおばあさんに親切心を出したらとんでもないことになった。どうあってもくずはくずだ。

政党が決まらない。

夏の暑さ寂滅。
風鈴こそ鳴りはしない。

長袖の準備をしなくちゃいけない。しばらくは、制作に携わる気もない。

甘い酒が性にあってるらしい。

仕事。花嫁の絵を書かなくてはいけない。



ニューヨーク 此処は夜の チャイナタウンに吹く
風に窘められ からふる路地
ああ、そうだね いつの間にか微睡んだ
ふと、簾越しへと消えゆく町
夏にさよなら 夕間暮れ
大欠伸の振りした 照れ隠し
ああ、夕涼みから見やる空に出し抜けの
音も無く散る花火 風化してゆけ
鮮やかな花

かせきさいだぁ「風化の頃」



どういうのりかは忘れたが、後輩のシモイくんの家に泊まる。
いろいろ楽しかった。期待をされるっちゅうことは諸刃で、時に自分を追い込む作用を持つ。新人公演には期待してる。

りんちゃんはほくほくだ。冬の肉まんのようなほくほくだ。
意図せずして人に元気を与えられる人っていいね。

岡崎芸術座の受付準備をしていたら、なぜかちっきーがきた。
ちっきーはほくほくだ。冬の肉まんのようなほくほくだ。

夕食。
元気がないときはとんかつに限る。
ほくほく。ほくほく。

そして、高木沙恵子から手紙が届く。いや、単に、展覧会のDMなんだけど。9月25までやってるらしいのでこれはいくしかないね。ほくほくほくほく。

 高田馬場から池袋方面の山手線に乗った。扉の手摺に疲れた女性がつかまっていた。僕のすぐあとに、いかにも頭の悪そうなカップルが駆け込んできた。不埒な香水のにおいであたりは充満する。
「あ、違う!反対!反対!」
 どうやら彼らは新宿方面の電車に乗りたかったらしく、駆け込んできたと思ったらすぐさま電車を降りようとした。彼らが扉を駆け出でる間際、女のほうが手摺にもたれていた女性にぶつかる。
「あ。」
 という声がした。手摺にもたれていた女性の手にあったペットボトルが吹っ飛び、ホームと電車の溝に落ちた。瞬間、扉が閉まり、電車が動き出す。ホームでは先ほどのカップルがなにごともなかったようにいちゃついているのが見える。ペットボトルを落とした彼女はしばらく何か言いたげに窓をにらんでいたが、やがて大きなため息とともに、手摺につかまりなおした。僕は僕で、とても腹がたったが、何もできない。

脳裏を過る電光掲示板の橙光「理不尽は世の常だ。」

 塩ラーメンを買って、食べようとしたら後輩にぶつかって具を全部落とす。仕方がないので麺とスープだけのシンプルな食事を摂る。

脳裏を過る電光掲示板の橙光「理不尽は世の常だ。」

 岡野さんとラーメンを食べに行く。替え玉を注文したら店主に舌打ちをされる。

脳裏を過る電光掲示板の橙光「理不尽は世の常だ。」

 小泉純一郎。

脳裏を過る電光掲示板の橙光「理不尽は世の常だ。」
なにもかもが合理的なら成立してないんだろうな。



感電 → 明滅 → 揮発 或いは 寂滅
浮遊 → 融解 或いは 溶解
処暑 → 寒露 → 大寒 → 啓蟄 → 清明 → 芒種 

そのループ
そのループ
そのループに過ぎない

巡りてしかし同じものは無く
ローラー作戦であすこに到達する



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岡崎龍夫 × 山田真歩
「手紙」

http://blog.livedoor.jp/mahoyamada929/

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制作でてんぱって上演中にふさぎこむ。おかげで私的で些細なアレなことはどうでもよくはあったけれど、古いコンセントに充電器を差し込もうとしたら感電した。あ、そうか、俺が少女だったのか!おかげで、携帯の電源が入らない。auショップが開店するまで此処、漫画喫茶で時間つぶし。どうにもうまくいかないなあ。どうにもうまくいかないなあ。もしかしたら、みんな「どうにもうまくいかないなあ」という塊を胃の底に溜めながら日々を過ごしているんだとしたら、人間ってそういう性質なのかもね。欲望が大きいほどその塊はでかいんだ。当たり前のことだ、理想とする「すべてがうまくいく世界」への憧憬がでかいからへこむんだ。狼狽。

まあそれでも結局、上記新作ができて浮いたんだけどね。
まほちゃんの磨きのかかりっぷりが悔しいです。

どうせ「どうにもうまくいかないなあ」がついて回るんなら些細なことに喜びや幸福を感じることでやってくしかないんだし、Iさんに酒をおごってもらう。だので幸せだ。

ねえ、結局そうやってくんだよ。

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○最近知り合った人にメールで言われたこと。
「岡崎さんって喀血が似合うかも!」
うおーい。似合いたくねえよ別に。
そんな岡崎は乳首が敏感な22歳です。こんにちわ。

○あ、岡崎芸術座の公演がいよいよ明日から開始です。ちなみに僕は雇われ制作で劇団の座付人員ではありません。周辺の人たちの結構な誤解の多さにささやかに弁解。

○最近、見知らぬ他人にがんをつける機会が多い。
レジの割り込みを日に一回される。世界に舐められているのでしょうか。

○どうせなら私鉄沿線に住みたいなあ。とよく思う。

○苫小牧が優勝したが、その際に地元で断食して応援していた奴。あいつはなんだ?断食に何か意味があるのか?まったくわからん。

最近似たような文章ばかり書いてるなあ。くそう。

マキルさんからメール。おっぱいの写真。元気が出る。うわーい。

早朝に散歩する。

棄却しなくてはいけないものが多い現状を知る。ゼロに戻すのは勇気がいることだ。
でも、戻すんだ。できないならそれは筆を折るべきだ。日々を重ねることで、ゆっくりと色々なものはクリアになる。同時に何かにとらわれる。その折り合い。難しいなあ。

岡崎藝術座。制作が言うのもなんだが、すげーことになった。必見。

暑いのは体力の消耗を促します。寒いのは寒いのでいや。一年中眠たくさせるために季節は手を変え品を変え、なんだよもう。

アニョハセヨー。


倍音sという口琴バンドで脳みそ解けまくり。ナチュラルミュージックトリップ。これいいね。

○架空請求の電話が来る。「家に行く」といわれる。死ね。死んでしまえ。これで女房子供食わせてんのか。こいつらは。

「今から興信所通してあんたの自宅に伺いますんで。」
「はあ、どうぞ」
「いま『どうぞ』っていいましたからね。後で文句言わないでくださいね。」
「まー、家には来られたくないなー・・・・」
「あとで文句言わんといてくださいね。」

ネットで検索したら悪質請求リストにのってた。馬鹿。アホ。死ね。

○岡崎藝術座のチラシを折り込みに銀座へ。性に合わん。

○ますみさんと油そば食って酒を飲む。人生いろいろ。僕は、少なくともふんばんなきゃいけないわけさ。

○ねえちゃんとカラオケ。ストラップをプレゼントされる。伊藤園のかわいい熊のやつだ。


***
****

やらなきゃいけないことはやらなきゃいけない。口あけて待ってりゃ牡丹餅が降ってくるわけでもない。それでも布団から這い出すのが億劫なら億劫じゃなくなるまで寝ててもいいけど、誰も生き急げなんていってくれない。誰も生き急げなんていってくれない。何がしたいのかを時々見失って、全部面倒になってまた見つけて、そんなんの繰り返しさ。ねえ、そんなんの繰り返しだよ。誰の所為でもない。幸にも不幸にも僕には逃げ場がいっぱいあって。

「それならいっそ全部塞いでしまったらどうでしょう。」
「それだよね、前向きに検討してる。」

全部僕の所為。
あ、ちなみに次僕が出演する芝居のタイトルは

「俺が全部悪い」

らしいよ。仮称だけど。








早朝の漫画喫茶から書いています。

昨日はいきなりつやこ(from大阪)から呼び出され土砂降りの中新宿へ行った。
同席者はマキルさんとやさn。会うなりわさびの塊を手のひらに渡されたので飲み込む。体調がいきなり悪くなる。そんな楽しい飲み会。詳しくはマキルさんの日記とか参照。

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FP magazine 8・9月号に詩作の新作「point」掲載予定。

Qbooks詩人バトル 第53回バトル投稿作品「花町に帰る」
これの感想が非常にうれしくあり、
          第54回バトル投稿作品「夜逍遥」で参戦。

久々の詩作だのでよろしくお願いします。

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で、岡崎芸術座なんだけど、いい。すげえいい作品になってきた。
スタッフとしてのモチベーションがあがるね。うんうん。

今日は調子がいいみたいだ。がんばろ。

あ、朝立ち。


うれしいこと。些細なことだけれど。うれしかったことがあったのでうれしいんだ。

このブログはいった誰に向けてんだろうという気がするけれど。なにげな好評っぷりなので止めません。なんかね、生々しいっていわれた。だってネットの世界でのリアリティなんてほぼ皆無だもんで、せめて質感伴わせなきゃじゃない。

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 岡崎芸術座 第12回公演『忘れる』
 2005年8月23日(火)〜29日(月)※毎日20時開演
 場所:高田馬場異邦人
 料金:800円(ワンドリンク付)
 脚本・演出:神里雄大
 出演:春日井一平(劇団上田)、岡野洋平、あきやまかおる、神里雄大
 制作:岡崎龍夫

 http://okazaki.nobody.jp/
  
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まあ、元気だったりそうでもなかったり、空模様よろしく。
そんなのこのブログよんでりゃわかるらしいけれど、とにかく今日は機嫌がいいらしい。
ここ数日も色々あった。暇なときにテトリスをする習慣がついた。今や手練。
最近は蝉が心なしが煩くなくなってきた気がします。皆様如何お過ごしでしょう。
愛しているひとたちがいる。そんなん、夏が終わっても変わらないっす。

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「骨の花」販売開始。
 http://mahoroba929.fc2web.com/hanbai.html

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窓の向こうから大屋さんが僕の名前を呼ぶ声がして、起床。
顔を出すと、窓の外の土に植えた草が繁茂し過ぎたので切らないかという提案。
確かに窓辺の草はすくすく育ちすぎていて、今にも僕の部屋に侵入してきそうなのだ。
ここ数日のその育ちっぷりはたくましく僕も少なからず恐怖感を覚えていた。
大屋さんに鋏を渡されてざくざく切る。寝起きの作業。70リットルゴミ袋いっぱいに伐採して作業を終える。見晴らしがよくなった。大屋さんからお礼にバルサンをいただく。
いらねっての。



○どういうわけかじゅんじゅんと富川とKOGAちゃんと飲む。

眠りから覚めて蛍光灯の光がちかちかまたたいているのを目にする。3時間で目が覚める。次の日は10時間眠る。不安定は不安感を生じさせる。けど、金を払ってでも誰かといたい。電話をすれば少なからず誰かとつながっていられる。誰かとつながっていることで自分をみとめられる。夏の夜の雨がぽつぽつと窓を叩いている。ほら、また切り離されちまったい。起きると非常に汗くさいから、滅入る。些細なことでも涙をこぼすようになった。小銭がないだとか、服が皺だらけだったりとか、寂しいとぽつり。ぽつぽつぽつり。いやだわいやだわ女の子みたいだわ。ああそうだ。真夜中に洗濯に行こう。夜明けでも見よう。

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