electrongirl

ゆるく、ゆるーくありたいものです

合同会社elegirl代表、岡崎龍夫です。
大学生だった2004年から20年以上つけている思索の記録です。
未来の自分に手紙を書くつもりで書き溜めているため、それほど一般性はありません。

2005年08月

○後輩のえみちゃん(そういえば「月面喜劇」を観たマキルさんが彼女を「好み。」とか言ってたなあ。)が北欧へ留学するらしい。ビールを一杯だけのんで帰る。気をつけていってらっしゃい。

○りんちゃん、じゅんじゅん、しんたろうくんと帰る。僕らはしばらく会わなそうだ。意外にも一番寂しそうだったのはしんたろうくんだった。


いつものように、きらきらの鱗粉をまき散らしながらひらひらと黄土色の蛾が軒先の街灯と戯れていた。いつものように、雑誌を枕に音楽(後輩から借りた椿屋四重奏)を聞きながら呆けた。いつものようにきっと全部は上手く行き、きっと全部は上手く行かない。大気圏にはエーテルっていう物質が漂っていて、その物質こそが万物の礎なんだって。この漠然たるやるせなさはなんだろう。呼吸を探して寝る。

○後輩たちを連れて夕食を食べる。

○夜の12時からねえちゃんとお茶をし、その後カラオケをし、公園で休んだ後、ドンキホーテで物件探し、朝ごはんにうどんを食べ、ブックオフで古本をあさる。お茶をするつもりが別れたのは昼の12時だった。自由だなあ。

寝つきが悪いので三時間だけ寝た。

彼岸に入り夜は一層深みをまし
白く華奢な僕の腕が街灯に照られて浮かぶ
ああきっとあの町は尚更に暗く沈み
今更にへばりついた穏やかなにおいよ
水彩の絵画を描くように
日常は現在此処に在る事物を塗りつぶしていく所作なのだ
変わらずそこに在るものは昨日より色濃くなり
忽然と消失したものはだんだんに霧状にぼやけて行く
今年の季節もまた
彼岸に入り夜は一層深みをまし
相変わらず 
僕は真空で呼吸を手繰るちいさなさかなのようである
        
                     ―「彼岸」

○KIN☆BAND 終了
ゲネを含めて三回みたが、何回みても泣いてしまった。
金くんの演技が途轍もなく好きだ。各々が好きな演技を好きなようにやる。
その収拾のつかなさが生かされている。流石だ。そう思った。

○東京ネジ 手伝い
東京ネジは東京ネジで流石だ。まごこうことのないおしゃれ劇団だ。
作品を作るうえでの意識の高さが現れている。立派に面白いものを作る面白い人たちだ。携われたのが光栄だ。

幸福な夢を見た。すべてが丸く収まっていた。
辿りつけるだろうか。

夏も半ばを過ぎて 俺はさて 何をやろうか
会いたい人がいる 酒を飲み交わしたい人がいる
手紙を書きたい人がいる 馬鹿な話で盛り上がりたい人がいる
俺はさて 何をやろうか
生まれたからには大地だろうと人の心だろうと爪痕残さなきゃ
これは華倫変の言葉 
最近じゃ永遠の半ばを過ぎた気になっている
「生き急げ」なんて誰も言ってくれないから
生き急がなきゃいけないんだろうとも思う


妄想をおしすすめてったらこわくて震えがとまらなくなって疲れているのに目が冴えた。こええ。誰にも言えないような、言えたことのないような悩みもあって、こええ。ここに書いたら脆弱だということを晒すことになり、だからといって、誰かのリアクションやレスポンスとかに期待しているわけでもなく、つまり、分からない。王様の耳はロバの耳と穴に叫ぶ感じで、完全にブログ依存症だ。いつもの虚勢が張れない。とにかく怖くなってここに書いた。何がどうなろうとしているか分からなくなってきた。芝居の制作はできる。こなせる、筈。人といる場所なら大丈夫な気がする。それはだいぶ救いだけれど。こんなことを誰に話せばいいか分からないから文章を書いて自分と話しているつもりだけど、明日も朝早いので早く寝たいし、何より疲労困憊だ。呼吸が苦しい。どうしたらいいだろう。どうしたらいいだろう。法に触れるようなことはしてきてないし、体裁だけはとりつくろっていたつもりだけど。どうにも分からない。鬱とかもう言いたくない。言葉でくくっても何にもならない。怖い。寝たい。少し落ちついたので文章をやめる。

疲れているし狼狽えている。はらの調子が悪い。時間の置いた弁当のせいか。ばい菌でもわいてしまったか。

こんな時に思い浮かべことこそ本質的だったりする。

○キンバンドにお客さんがいっぱい来て欲しい。

○周りが見えなくなりがちな己がとてつもなく、嫌いだ。

それだけ。
それだけ。

午前中、岡崎芸術座のチラシ作り
昼間、劇団森新人公演のチラシ巻きをちょっとやる
午後、岡崎芸術座稽古
夕方、用あって母親に会いに行く
夜、キンバンド制作会議

有意義な一日。分かったのは、早起すると調子がいいということ。思わぬところで思わぬ話を耳にして動揺してしまったけど、一時。悔い負い、辛苦は噛みしめるのが最善の手段だというけれど、本当だと思う。

合間合間で少女感電の業務。寝る前にまほ嬢に電話。愉し。戦略を練るは愉し。

キンバンドの幕前劇の構想を練っている。制作は大変だ。

んで、本日。

朝、部屋の掃除。劇団森に色々置きに行く。
明日はキンバンドの小屋入りなのでチケットつくったり、準備。
昼、山健と法政大にコピー紙を取りに行く。ハッキネン遠征。
6000枚程いただく。ひーこら言って帰る。
午後、岡崎芸術座のチラシを作るやっとこ完成。
キンバンド準備。それらをやってる最中になかなか腹の立つことがおこったので、なかなか腹が立った。夕方、岡崎芸術座チラシ印刷。ソファで作業している間に気がついたら寝入っていた。起き抜けにマリオカートをして、赤羽に赴く。荷物を置きに早稲田に戻ったらもう閉館時間だった。

頭が働かないので、したことの羅列。
疲れるし、愉しいしで、のどが渇いている。

あのふとんでねむりたいな
ふかふかのまくらにうつぶせて
あのおんがくをかけながら
ここちよいにおいでうかぶんだ

日に焼けてしまった。みんながんばれ、俺がんばれ。

「仕事のほうなんですけど、申し訳ないんですけど、
 ちょっと来週面接はいんのは厳しいかもしれないんですけど…」

OK、余裕。未来は俺らの手の中。

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