electrongirl

ゆるく、ゆるーくありたいものです

合同会社elegirl代表、岡崎龍夫です。
大学生だった2004年から20年以上つけている思索の記録です。
未来の自分に手紙を書くつもりで書き溜めているため、それほど一般性はありません。

2005年12月

大晦日。夕方に目が覚めて仕事に行く。
急遽居酒屋で一日だけ働くことが昨日決まったのだった。
5時間皿を洗い続けた。脳みそが洗剤の泡でいっぱいいっぱいになっていく。
指の悴みと戦いながらこの一年のことを思い返していた。



今年かあ、そういや、「月面喜劇」をやった。あれはなんだかんだで結構なあれだ。絵本作ったり、愛知で暮らしたのも楽しかった。A野くんをはじめとするすげえ楽しい出会いと、すげえはらほろひれはれな別れがあったのも今年だ。ああ、そうだ、大学辞めたのも今年だっけ。色々な劇団の制作やったりオールナイトイベントに出たりオムツ隊に参加したり、最近だと岡崎芸術座出演なんていうのもあった。労働と真正面から向きあった年にも思うし、幸福についてを必要以上に意識していたようにも思う。色々な人に支えられていることを知った。うつうつ言って塞ぎこむようなことも後半はなくなった。苦しかったし侘しかったし寂しかったのも多分本当だけど、それ以上に笑うことも多かった。わりとのんびり過ごせた。こんなことを書き連ねていてもしょうがないので止める。

今年の大きな変化は
コーヒーにミルクを入れなくなったことだ。それには色々な理由があるんだけど秋頃
していた仕事で、朝、眠気を圧すために毎日ブラックを飲んでいたことが要因だ。                                       でも否応なしに大人になっていくね。此処はネバーランドじゃないらしい。
それはとても残念なことであると同時に幸福なこと。

今年も残り30分を切ってしまった。
去りゆく2005に何か言っておくことはないか。

支え関わってくれた多くの人たちに感謝!!アイラビュー。
来年も迷惑かけますきっと。
その分愉しませるつもりなのでおおめに見てあげてください!



指先についた洗剤の泡が膨らんで手を腕を全身を包んでいく。
3、2、1で水を浴びて、世界はまた振り出しに戻る。イェ。

●深夜、M下に呼び出され池袋ほたて屋へ。2時間くらい飲んだつもりが5時間飲んでた。カラオケに行って朝マックして帰る。

●T川とお茶をすする。そう言えばこいつとの付き合いも長いなあ。そんなことを考えつつ帰った。

●一睡して深夜に目を覚ます。刑事コロンボを見ているとYから詩が送られてきた。…朝4時だぞ…と、困惑していると電話がなった。そのまま3時間話す。恋愛だとか芝居だとか音楽だとか。7時、寝る。

●母親の再婚相手の息子(小6)になつかれている。俺に煙草を吸わせない。甘えん坊だ。反抗期が怖い。

●朝は自分の好きな色にみえた街が夕は嫌いな色に見えたりするのは、次に踏み出す足を迷っているからなのかしら。もう何度目かの東京の冬に未だに慣れない。あれ?かつては大丈夫なこともなかったっけ?

●明日で一年も終わりか。最低で最高な一年も終わり。でも実際は何も終わらないんですね。続きが続くだけ。

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目コンプレックス。顔コンプレックス。口もとコンプレックスをなんとかしたい。どうしたものだろ。うーん。

カラオケに行ってサイゼリアで飯を食らう。饒舌な自分をきもく思う。でも目の前にいる人間はなんとか楽しませたい。この矛盾の中で結構アップアップするが、実のところ大して問題じゃない。おらおら。

「私、恋人ができたら影踏みしたいんです。」

と、その人は言った。影踏みはそう言えばしたことないなあ。


「影おくりはブルーになるからしませんけど。」


多分アホなのだろうと思った。


ところで、京本政樹の出したCDのタイトルに、やられた。


「牙狼」


多分天才なんだろうと思った。

不幸なニュースがまじで悲しい。殺人鬼とか虐待者とか、くずは死ねばいいと思った。

エンクラの20周年企画公演を見にいく。

なんだろう。つまんなくはなかったけど面白くもなかった。

先だって見た後輩が
「森の3月公演もあんな感じになるのかなあ。」なんて言っていたが、あ?って感じだ。節穴か?って感じだ。まあ日記にいくら理想を吐いても不毛だからいいや。

幸福のために毎日ゼロスタート。形状は小鳥。抱えきれない錯覚。いつでも指先の上にコロコロ。空想もいつか見慣れた景色へと変わるらしい。成長っていうのは作ったものをぶっこわし、ぶっこわした上に作り、を繰り返す作業なんだって言うが。安っちい玩具のような追憶の霞しか食べていない昨今はもう辞めにしようや。新しいニュアンスで始めようや。負けてられない。こうしてはいられない。毎夜の眠る前の呪文。

つうことで、己の顔を客観的に観察するバトン(ゆんゆんからぱくり)

■髪

最近茶色くした。かなりくせ毛で長い。量多い。嫌い。もう少し伸ばしてみて縮毛を企んでいる。

■眉

細くしたいんだけどしようとするといつも失敗して薄くなる。高校生じゃなくなってからちゃんと整えてない。嫌い。


■目

コンプレックス。右目は勝手に明後日を向く。薬中だとか犯罪者目といわれる。

■耳

自分の耳見たことあんまりないからわかんない。ピアスをあけるのは好き。2つあけてる。

■鼻

よく見ると少し骨がいびつ。比較的長い鼻なんだろう。要は変な鼻。

■口

歯並びが悪い。基本的に口の中を見られるのは嫌。下唇が厚めで、赤さが嫌い。要は変な口許。

■肌

肌のきれいさを誇っていた時期もあったが此処2、3年の不摂生が祟った。肌を評価されることは少ないが汚い肌なんだと思う。

■声

自分にはかなり良い声に聞こえているけど録音したものを聞くと愕然とするほど別人。多分変な声なんだろう。
■次の人

これを読んだ人全員。客観視しやがれ!



2001年12月劇団☆地球。第3回公演「クリスマスプレゼンテーション」

2002年12月劇団☆地球。第4回公演「クリスマスプレゼンテーション」(再演)

地球の外を自由に遊泳する惑星のお荷物広告代理店企画営業部署の代表と新入社員3名が研修としてクリスマスの地球にクリスマスプレゼントをする物語。今まで出演した芝居の中でかなり好きな芝居。毎年クリスマスになると思い出してしまう。この芝居かなり使用した音響がキテる。

●ハスキングビー「新利の風」
●プリスクール「ロックンロールハイスクール」
●ペニシリン「ロマンス」
●久松史奈「天使の休息」
●ホワイトベリー「夏祭り」
●スーパーカー「プラネット」
●マスラヲコミッショナー「B−29」(破壊ダンス)


…ぶっ飛んでるなあ。

すげーいい台詞もいっぱいあってその言葉に支えられている部分も正直多々あって、今まさに登場人物と似たような境遇にいるわけだからなおさらに染み込むわけです。

「俺はお前の、ティンカーベルだ。(ブラックコーヒーを渡して)…ゆっくり飲め。それ、苦い奴だから。無理には飲まないことをすすめる。まあ飲んでも飲まれるなってことだ。じゃあな。」
「どこいくの?」
「ネウ゛ァーランドに決まってんだろ、ばかやろう。」

現在、ブラックコーヒーをゆっくり飲まんとしている現在。ギラッギラに冴えていたい現在。いまさらながらに奮わなきゃいけないんです。

「―地球は丸いんだ。普通に立っている方がおかしいんじゃないかってさ。」



NHK民営化案?ふざけんなよ。

NOVAのキャラクターを「えの素」の作者、榎本氏がデザインしているが、奴にさせちゃまずいだろ。

つうかさ、ゆっくりゆっくり生きていたいのに景刻の移ろいはおかしいくらいに早い。体内時計は追いつけない。自分の内部の細胞分裂にすら追いつけない。江川達也の作品に「ゴールデンボーイ」という作品があるけど、あの生きかたは憧れる。

優しくありたい。
弱音も吐きたい。
適当なことだけ言っていたい。
美味しい食事に笑いたい。


伏し目がちに歩いている女と人ごみでぶつかった。舌打ちされた。首しめようかとおもった。伏し目がちには歩かないようにしよう。



S井、K谷とお茶をする。口もとが常に半開きの女は馬鹿に見えるから要注意だ。彼女は「入るぞ」と言われたこともあるらしい。S井がカラオケでセックスしてる馬鹿どもを撮影したというので見せてもらった。碌でもなかった。
忘年会。わいわいがやがや。今年も終わるんだってさ。合掌。しこたま飲む。飲む。ラストはいつもの少人数でひっそりと。あれ、カラオケオールは?




スネオヘアー「awatercolor」
野弧禅「鈍色の青春」
聞く。うん。「セイコウトウテイ」はまじでいいと思う。スネオヘアーのシンプルな感じが胸打つ。野弧禅はちょっと怖い。竹原ピストルは最低な半生を送ってきたのではなかろうか。昼間に聞くものじゃない。けど、

生きてもねぇのに死んでたまるかぃ!!

思わず頷いてしまうだけの説得力がある。

何のせいかはよくわからないけど色々なものに対しての憧憬が色あせている。俺、つまんない奴になってきた。丸く丸く丸く、かつての美しい風景も忘却してローリングストーン。それはそれで良いが。それはそれで良いが。



金がそんなにあるわけじゃないのに帽子を勝ってしまった。とほ。後輩M原とカラオケに行ってお好み焼きを食べる。I藤とI本とファミレスで妄想で遊ぶ。お題、恋人たちはどう戯れるか。
「ひとつのポッケにふたりで手を入れるんだよ」
「東京タワー行くんだよきっと」
「ピアス選びあうんだよ」
「むしろピアスを開けあうんじゃない?」
「水の張った浴槽に相手の首を突っ込んで溺死寸前に持ち上げるを繰り返す」
「あったかいふとんでねーむるんだろな。」「すねを蹴りあう。」「名前は美幸がいい。」
「すみません。ミラノ風ドリアひとつ。」
「キスっていいよね。」
「民営化!民営化!」
こんな感じ。どうせいつも馬鹿ばなしですわ。寒さの中、帰宅。

ああしかし、ずっとずっと凍傷のように言いしれぬ瘡蓋が離れません。赤黒く、微熱をもってくすぶるんです。
しかし、ここのところ。良い夢ばかり見る。なぜか、良い夢ばかり見てるんだ。

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