electrongirl

ゆるく、ゆるーくありたいものです

合同会社elegirl代表、岡崎龍夫です。
大学生だった2004年から20年以上つけている思索の記録です。
未来の自分に手紙を書くつもりで書き溜めているため、それほど一般性はありません。

2006年01月

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劇団森 三月本公演

「啓蟄舞台」

脚本 演出 岡崎龍夫

2006年3月3日〜6日

於 早稲田どらま館

(詳細ページ http://www.geocities.co.jp/Hollywood-Stage/4453/keititu/ke-chitu1)

に出ます。

モラトリアムの9回裏に。

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日に日に痩せてきている、らしい。俺が風船だってのがばれる日もちかい。ばれたら七回表に飛ばされちゃう。やだー。

やだーと言えば仕事。仕事がいやだ。仕事がいやだ。えげつない電話営業。いやだいやだ。しかし今日記録的な成績を上げてしまう俺。複雑すぎる。何もシンプルに行かない。

シンプルといえば、森が奮って参加する芝居。つまり森奮。今日はチラシ作り。迷惑かけますIさんかゆみさん。お陰様でチラシは巧技じゃないのか。鼻血でるんじゃない?これ出来。一人じゃ何もできないできないきだあやめ。感謝。謝謝。その後舞台美術打ち合わせ。結局終電逃して歩いて帰る。寒いよー。辛口豚丼が食いたくなって帰途で立ち寄った牛丼屋で警官とホームレスのおばさんが話をしてる。どうやら食い逃げ未遂をしたらしい。警官は彼女の金を払って帰っていった。おいおい連れていかないのかよ。ちくしょー。辛口豚丼が辛すぎて涙が出らぁ。

三時半帰宅。
あ、あんましねれねえや。とほ。

怖くなったら「わー」って言っていいのかな。辛くなったら「うげー」って言っていいのかな。迷い惑いつつ迷惑かけております結局。自己正当化するための言葉だけ巧みになっちまった。ごめん。

 よく解らない仕事をしている。会社のエゴむきだしな会社で。自分がされたらそれなりにいやな手口で仕事をしている。そうしろとマニュアルは言う。
 社長は「モラル」と口癖で言う。この仕事に於いては「収益=モラル」らしい。じゃあ手前の人間的なモラルはどうなんですか。いや、いいや。社長にも養うべき色々なものがある上でのそういった哲学なのだろうし。

 甘ちゃん過ぎなようだ。そうだよ、僕の名は甘ちゃん。よろしくね。

清濁合わせ飲むのが大人の誠実らしい。でも、できうるかぎりきれいでいたい。きれいでいたい。いさせてください。アイワナゴウトゥネバーランド。
それなりに成績が悪くないのが皮肉だ。

煙草の灰が灰皿からこぼれた→カスと呼ばれた→そうだよ、僕はカスだよ。よろしくね。
要は仕事の内容が自分の幼くつたない美学と合わないだけのこと。飯のためなら続ける。時給もいいしね。単純に愚痴ってみただけ。心配されたいだけ。頭をなでてもらいたいだけ。いい歳してガキなだけ。中身のない理想主義者なだけ。

稽古があるからそれで自ずとこういう芥も浄化されるだろうけど、演劇を演劇以外の目的でする奴は嫌い。

やー卑屈な愚痴ばっかりの日記だーまあいつもきれいごとばっかりだからこういうのもいいかな。いいよね。

午後も頑張ろ!


結婚披露宴兼ユリゲライブ。御徒町にて。何から書けばいいのかわからないが、ユリゲラーズはかっけかった。うん。マキルさんはステージで人相変わるのね。びっくり。めきめきかっけかった。初めて会う人も多くこれから繋がっていけるなら嬉しい。音楽やりてーちくしょー。結婚もしてーよー。おめでとー。本当におめでとー。うわーい。

さて、岡崎は大喜利に出て参りました。「一番寒かった人は猪木のモノマネ」だと?負けらんねえぞこりゃ。頑張る。シャカリキコロンブスばりに頑張る。しかし司会トノモトの贔屓により俺が罰を食らう。ちょっとまてこら!という間もなく猪木をする俺。軽く「おいしい」とか思ってる自分が悔しい。
帰りぎわに宴に参加していた女子高生に「おもしろかったですよー!」と言われ、超可愛い。目がハートマーク。

ユリゲだけでなくみんなかっけかったし、何より楽しい時間だった。おめでとーおめでとーおめでとー。

知人の芝居の手伝いに入る。観る。
タイトルは「ハイロ」。素敵なタイトル。
内容もかなりつぼだった。面白かったし。
久々にドギュンな芝居を観たのでテンションがあがる。
そうなのよ。こういうのが好きなのよ。
反芻するでしょもちろん。

「月面喜劇」の感想に「ふわふわしている感じ」というのが多くあった。そうなのかなあと思っていた。なんとなくだけどそう言われた所以がわかってきた。要はふわふわしている人はふわふわしたもの作るって事に行き着くのだけど。ふわふわだよー。どこにでも飛んで行っちゃいかねないから、しっかり捕まえておいてね。なんて、そんな甘え方はだめでしょうか。

まあ、人生のストーリーは一生じゃ足りないって言うのは本当だ。あれもこれもしたいもっとしたいもっともっとしたい。お腹がいっぱいになってもう食べきれなくてもどうせ明日は腹ペコだろう。お前もお前もお前も。

今日はいっぱい拍手をした。
今日も一日が幕を閉じる。
ぺこりと頭を下げる。
誰かが夜の緞帳の向こう側から拍手をしている。


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夜。上空を見やると、血液色した可愛い金魚が満月の光のプールでぴちゃぴちゃ水浴びしている。

「愉しいかい。」
「お前の右往左往ほどじゃないさ。」

正直むかついたが、間もなく小夜時雨雲で月も消滅して、金魚は真空で溺れ死んだ。ざまあみそづけ。死骸は腹を上に闇に浮かんでいって、すぐに見えなくなった。
小さな気泡が幾つも電柱に引っかかって、剃刀のような凍風に吹かれ「割れたくない割れたくない。」と言いながら割れた。
雨はいよいよ激しくなって朝方には黒ペンキ流し落とした。黒色は排水溝に淀んで流れた。どうせなら、窓の外の色が洗いざらい流されてしまったらいいとくもりがらすの窓の部屋で思っている。
蛇口の中にへんな生き物が棲んでいるようだが、仲良しになれない。ゼラチン質の憎いあんちくしょう。シャイな奴等の共同生活。
電話は羽音のような音で鳴る。

「もしもし?」
「くくくく。」

向こう側で鬼が笑う。汚い笑い。苛立って、切る。
鏡を磨いても意味はない。見たくないものが映るだけ。眼鏡を拭いても同じ。だけど大人は磨く。
雨は一向に止まない。蛇口からこぼれる水のしずくの落下音が昨日の金魚を想起させる。
もうそろそろ、雨は街を黒く塗り替える。夜がやってくる。
「起きたくない起きたくない」といいながらぱちん。明日も目が覚めてしまうでしょう。
電話は羽音のような音で鳴る。

「もしもし?」
「くくくく。」

鬼の笑い声がする。
鏡を見たら醜悪な笑みに歪んだ自分の口許が映った。

仕事初日にしてスーパーなヘマをこく。派遣会社の人(河村隆一似)が呼び出される。コーヒーをおごってもらう。死にたい。嘘。死なない、死ぬもんか。もうすぐ23だ。そろそろそんな自虐パホーマンスじみた言葉はやめにする。死なない。死んでたまるか。殺すぞ。それにしても派遣会社の俺担当の人はいい人だ。ここ数日でおごってもらったコーヒー3杯分の恩は返そう。でも、もしかしたら上手くいかないかもしれない。かけるわけにいかない迷惑をかけるかもしれない。その不安。まあ、頑張るしかないわけなら頑張るしかないわけだし。
大学の頃の先輩方と飲む。青春なんつう言葉は恥ずかし過ぎるけれど在るには在ったし未だその渦中かもしれない。たまにはこうして肩を並べて飲んでほんの少しだけたちどまっていたいよBUSAIKU HAMADA。ごめんなさい嘘。たまにはどころかしょっちゅう立ちどまってる思い出迷子。
多分、それぞれみんなが色々あって、俺も色々あって、全部を分かちあうのはほぼ無理だろうし、散文の位置の1/3も伝わらないだろうから、せめて元気でいてくれたら俺は仕合わせなんでしょうね。

誰霜我羨望繊普通之人弐夏盥。
糞之華咲樫盥。

まあてくてくやるさ。

 洒落にならん話を茶番の映像で再現。川合を筆頭とした笑う餓鬼。こたえてちょーだい。地獄のような番組。 寝なおす。ぐうたらする。おふとんあったかいのー。日溜まりのような夢を見る。起きたら日が落ちていた。明日から仕事だから、ぐうたらできるのも最後かもしれん。

最近火事が多いですね。住所不定の犯罪者が多いですね。どこかの地域は雪がすごいみたいだけど東京じゃ正直ピンときませんね。 空前のインフルエンザブーム?今日俺の周りで医者にインフルエンザ告知された人、3名。

 朝目が覚めたら遠いところにいっているとしたら、どこがいいか。西日本、北欧、どこもいいなあ。
 世界中のどこであっても疑って欺いて捕まって殴りあってますね。それもつながりの形のひとつなのかもしれません。
 白夜行が案外面白い。子役の女の子萌えー。篤郎ー!

 かなり遠いんですけど一昨日でお願いしたい。

アトピーの友人のあだ名をつけてあげた。

「香由美。」

カユミ。カユミカユミカユミカミユカミユ。カミュ。んー崇高だ。
アルファ「エイリアン」聴く。ファミコンが好きなケツメイシみたいな感じだ。

新しい仕事の面接に行く。派遣だ。個人情報保護法の都合で俺の氏名欄には「RM028」と書いてある。俺はRM028。囚人だ。もしくは機械。

チラシを作りにIさん宅に香由美さんと赴く。チラシ。そういや、なにげに今までいっぱい作ってきた。主に仮チラ。(きだあやめさん)カラーは宿敵。Iさん曰わくきだあやめさんの絵はデザインと闘わなくてはいけない質であるらしい。絵自体の灰汁の強さでデザインを殺すらしい。ふーん。うーん。デザインって難しい。みんなで試行錯誤。んまあ今回は本気で期待していい。もちろん内容も。

深夜番組に井上マーが出ていた。うれしい。

俺の生活も誰の生活も志村けんのたち振る舞いとなんら変わりはない喜劇の粒子に因って構成されていて、仕事に恋愛に表現に食事に睡眠に、どれをとっても笑いのないものはない。
軽快にいこうじゃない。
俺は海を春を檸檬を石鹸を愛していこうじゃない。
愛する人たちを愛していこうじゃない。
世界平和とかも少なからず望んでみようじゃない。
さようならもあと何百回するか分からない。
はじめましてはそれより多いかもわからない。
おめでとう。ごめんなさい。覚えきれないひとつひとつ。まあまた会うでしょう。そのうち遊びに行くよ。
交通も発展してくから日本もどんどん狭くなる。脱線に気をつけていくよ。


誇るべき親愛なる人よ。

大きなどらやきを食べてから出かける。

高校三年のときにできた「メル友」(当時全盛期)がいる。メールと電話をたまにするだけの関係が五年続いたのだが、東京に来るというので会うことになった。お互い顔知ってるし全然初対面感がないのだけれど。

浅草でお茶をして、和菓子食べてうろついて、夕飯食べて、帰りの電車を待つためにまたお茶をした。よく考えてみたら此処五年の俺の状況を知ってる人なんだよな。楽しかった。次会うのはまた五年後か?お互いどうなっているんだろうね。皆目検討もつきません。
何にせよ、浅草良いとこだー。はまるわー。また行こうとおもった。寄席も歌舞伎もやってるし。甘味処多いし。人力車にも乗ってみたい。寿司に天ぷら食いつくしたい。町の持つ特有の匂いが好きだ。
芋饅頭を食べながら栗羊羹を食べながらそんなことを思ってみた。シガーケースを買った。

浅草から帰ると、ショックなことがあった。ある意味失恋レベルでショックかもしれん。何よりへこむのは当事者じゃないから口出しができないことだ。仕方のないことだ。仕方のないことなんだよ。俺は自分のことを頑張るしかできないよ。

ぴかぴかの十円玉(平成十五年)にうれしくなったけど何の気なしにタバコを買う小銭として使った。とてもぴかぴかだったのになあ。でも、それが大人なんだろうなあ。

北国で銀行員やってるTに電話。第一子誕生は3月7日と聞いた。啓蟄だ。啓蟄舞台千秋楽翌日に出産を見に行くのも笑えるな。


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