electrongirl

ゆるく、ゆるーくありたいものです

合同会社elegirl代表、岡崎龍夫です。
大学生だった2004年から20年以上つけている思索の記録です。
未来の自分に手紙を書くつもりで書き溜めているため、それほど一般性はありません。

2006年03月

色々あった数日間だった。
忙しかったが充実してた。

葉桜、好き。
緩く移ろって緩く移ろって緩く移ろってる。

何処を見渡しても良くも悪くも曖昧なものしかなくて笑う。笑って泣く。愉しむ。伝えたいことを伝えるのに言葉は足りなすぎるし、時間も足りなすぎる、夜が来るのも朝が来るのもはやすぎる。過ぎ過ぎる。

奮わなきゃただ死ぬ。
普通に癌で死ぬだけ。
やだ。奮う。

あっというまに今日も 日暮れて
ぼくはなんにもなくなってしまったので
とてもさみしいあかりをだいて
咳き込んでいましたら
やれやれいつのまに外套がなくても
夜を歩けるのですね
行灯小僧が向こうから云うのです
「おはいりなさい」
「結構です。月明かりだけで大丈夫ですから。」
そう答えて、蛇口を閉め切らないまま出掛けるが、

月無く
尽きなく哭く

ほんのちょっと濁っただけで
もう終わりだ、なんて思う
きれいでいたいなあ
きれいでいたいのになあ

哭く

猫が物珍しそうに覗き込むので
笑ってやる

さぁ いよいよ終わりを迎えるわけだが まぁ聞いてくれよ
こうしてみると取るに足りない 寝言の面した数々だけど
つきあいのいい皆様ならば 口を開けて手をたたく準備を
さぁ響けこの歌よ、遠い君へ

取り乱す我らの思いを 君は今、噛み散らすけど
きっと振り返らないが 振った手が確かであるなら

やぁ、溢れるばかりの気分は あの声で散り始め出した
邪魔にならない見事な形を 記憶の底に、この手の中に
抱え込みすぎる多くの事情も この手の中に掴んで放さず
夢心地だと思っていけるのさ

勢いのあるその小さな日々は 有り余るほどの遊び道具を与えられている
そして跳ねた髪と毎日変わる服で ダイナミックに落書きをしていく
手にした物はすぐさまくわえて 好きか嫌いかを気にし出す
そう、ドアが開くと必ずそこまで行き 脱ぎ散らかされた靴を気にしながら
多くの人が出入りする中で バイバイと往復する
すぐさま変えたがる景色に こちらの方に寄り添ってきて、すぐさま謝る
我らも寄り添ったその時に いっしょ、と言って笑って眠る

取り乱す我らの思いを 君は今、噛み散らすけど
きっと振り返らないが 振った手が確かであるなら

いさぎよく選んだ道の果ての全てに 満足できるとは思っていないが
やはり考えることは 終わりの続きを進んでいく 遠い夢の出来事
悪戯に残る面影を後に 疲れを知らない毎日を
取り立てて考えようともせずに 意味のない言い訳ばかりを
君のために用意している 秘密にしていることは色々あるが
訳もなくばれていくことになるだろう 解ることだろう

おぼろげな日々が いつまでもいつまでも あることであろう



劇団森 三月本公演

啓蟄舞台

脚本 演出 岡崎龍夫
2006年3月3日〜6日
於 早稲田どらま館
料金 500円

出演

桑田充貴  伊藤淳二  砂生雅美  立原慎太郎
高橋利史  森下加奈子 橋元能里子 丸山夏未
宮原かほる 緑川陽介  下井崇裕  遊佐亮太
岡エリ   古賀麻美  白井三紀子 岡崎倫子
五十嵐杏子 熊谷こずえ 杉本かおり 桜井恵梨
金成均   山本健介  岡崎龍夫  

舞台美術 伊藤智史
舞台監督 伊藤智史
演出助手 桑田充貴
音響   永野順也 
照明   辻渉
宣伝美術 きだあやめ 橋元能里子
制作   渡邉恵理子
制作補佐 西尾文

予約 popbeat314@hotmail.com

開演時間

3日 19:00〜
4日 14:00〜 / 19:00〜
5日 14:00〜 / 19:00〜
6日 13:00〜 / 18:00〜

開場は開演30分前。受付開始は1時間前。

このページのトップヘ