electrongirl

ゆるく、ゆるーくありたいものです

合同会社elegirl代表、岡崎龍夫です。
大学生だった2004年から20年以上つけている思索の記録です。
未来の自分に手紙を書くつもりで書き溜めているため、それほど一般性はありません。

2006年12月

Halcali - Strawberry Chips
http://www.youtube.com/watch?v=quhTwIFhwwU

Devo - Beautiful World
http://www.youtube.com/watch?v=k3MxuDk7wqo

Aphex Twin - Boy Girl Song
http://www.youtube.com/watch?v=MdZs5PVcwBs

Aphex Twin - nanou2
http://www.youtube.com/watch?v=MZHkj_O6sXE

yann tiersen - la valse d'amelie
http://www.youtube.com/watch?v=AA0KVOe_eeM

Supercar - Wonderword
http://www.youtube.com/watch?v=FrqXLyuWqiE

ツジコノリコ「Fly」
http://www.youtube.com/watch?v=Q-nP7c2cHd0

Tha Blue Herb - Ame Ni Mo Makez
http://www.youtube.com/watch?v=c-dPe54l57o

world's end girlfriend「singing under the rainbow」
http://www.noble-label.net/catalog/?en&code=CXCA-1118

eastern youth - Corrected Eyesight: 0.6
http://www.youtube.com/watch?v=i6s7S8b922s

Takagi Masakatsu - Girls
http://www.youtube.com/watch?v=DEQV_YmhZcE

NUMBER GIRL-NUM-AMI-DABUTZ
http://www.youtube.com/watch?v=yRZ8040MADs

倉橋ヨエコ「恋の大捜査」
http://www.youtube.com/watch?v=dqbE-z4hV2Y

Mr.children「箒星」
http://www.youtube.com/watch?v=DfOY10aNURo

the pillows 「carnival」
http://www.youtube.com/watch?v=BbZGvsZHan0

one cake size feathers「No'721」
http://www.shinjukutv.com/archives/movie.php?00000826

渋サ知らずオーケストラ/p-chan
http://www.youtube.com/watch?v=1AIr0dFtE1s

弾けないギターを弾くんだぜ
http://www.youtube.com/watch?v=geJthfw049k

「花」asa-chang & 巡礼 (& MIKI from SUPERCAR)
http://www.youtube.com/watch?v=Q17as_9pL4M

http://www.youtube.com/watch?v=E5IDSUfR3A8

竹村延和「Aki」
http://www.youtube.com/watch?v=NVlRztgBuFk

bonnie pink 「forget me not」
http://www.youtube.com/watch?v=Ydf0TEhe_XI

GOING UNDER GROUND - Twilight
http://www.youtube.com/watch?v=QHNNy4RF8oo

「スタンレーの魔女」
http://www.spacenoid.com/stanreypre.wmv

Polysics - Each Life Each End
http://www.youtube.com/watch?v=yj_75EL9hF4&search=POLYSICS









劇団森の公演をみにいった。
月に惹かれる話だった。

いろいろ思った。最近になって蔑ろにしてきたこと。
何かを作るってことは金や技術じゃないところですごいもん作るって言う意識。インベーダーや平安京エイリアンが名作なのはそういうことなんだろうってこと。あと、頑張りなんて求められてないってこと。俺の汗水なんかだれもみたくないってこと。あるのかないのかわからない才能だけみたいんだってこと。大切なのは勇気と真心だってこと。それだけで何とかなるってこと。あと、よく見ること。見つづけて世界に穴あけること。毎日毎日が脱皮と勝負だってこと、日々からこそ何かを得なきゃいけないってこと。生まれ変わりつづけてる。意識的にも無意識的にも。信じるべき神がどこにいるか見当がついてきた。

大丈夫、死なない限り生きてけるようです。

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劇団森「月のあと夜明けのビロード」
脚本・演出:影山直文
期間:12月22〜25日
場所:阿佐ヶ谷かもめ座

朝、映画の撮影がクランクアップ。
花束をもらう。大切にします。
そのうち乾きますけど。乾いても持ってます。
風化するまで。窓柵に干しておきますです。

そういえば、最近マフラーをもらった。ピンクの。
ライターももらった。かわいいやつ。
ジーパンや帽子も。
はっさくも。
なんかもらってばっかだな。

すんません。ありがとう。

bんvb

写真はニセ劇団共演者の倉方さん。二枚目です。
醜悪な笑みを浮かべているのは俺です。

巷じゃ風邪が流行っているそうで。
自殺が流行っているそうで。
ノロウイルスも流行っているそうで。
まじで、まじで、お大事に。

山彦の会「母さん」を観に行く。
サトウハチローの生涯を綴った作品。
サトウハチローの詩集は家に何冊かあるが、どれも母親を歌ったものが多い。

作者のサトウハチローへの愛はあったみたい。楽しめた。
(ちょうど最近テレビで越路吹雪のドラマ再放送がやっていたがひどかった。)

劇中の台詞に「本当に言いたいことが伝えられないから詩を書くんだ」みたいなのがあって、考えてしまった。

そうか、そうかもな。
詩を書く奴の大概はペテン師なのかもな。

一緒に観劇したうちの一人Aさんはめちゃめちゃ走る社会人。
100kmマラソンのゴールの瞬間の写真を見せてもらう。
100キロ走りれるようになりたいなあ。

僕がー何千マイルも歩いーたーら、どうしようもない僕のこと認めるーのかい。

■■■

山彦の会「母さん」
2006年12月15日
場所:北とピアさくらホール
http://yamabiko-no-kai.com/

大切なことなんて言いたかない。戯言ばかり口にしていればいい。
好き勝手思うままに散らかして、後片付けして去る。
もし俺が死んだときに、結局あいつは何だったんだとみんなの中にハテナが残ればいい。静かに揮発していくのがいい。

本当は全部そうなんだろ。

「すぐに溶けきっちゃいそうなー戯言みたいなきみがすきー」

そんな歌は無い。無いんだけれど。



日記のタイトルはBUCK−TIKUの作品名。

 愛とか真実だとか見えない物を見ようとする誤解。知っておかねばならないことはゴカイというのは河川とかに住む毛の多い虫のことだ。深い、深いぜBUCK−TIKU。

 住宅街を歩いていたら道に迷った。市ヶ谷の住宅街は女心のように複雑だぜ。入り組んで入り組んで入り組んで俺に到達を許さない。あーもしかしたらこここの場所はいつか恋叶わなかったあの子の頭の中なのであって、街灯下に落ちている影の集積は俺が拭えなかった部分。そんなことをささやくのは腹の中の回虫、ササヤキムシ。ササヤキムシの大好物は笹屋キムチ。笹屋というのは韓国の浅草にある漬物問屋。野菜もつけるし果物もつける魚も肉も何だってつけちゃう。この際いっそ、客もつけちゃう。店長曰く「つけるのがすきなんですよ、へっへへへ」そんなんだから現在営業停止中。

 図書館で長椅子に座って本を読んでいたら、隣に座っていた女性が居眠りを始め俺の左肩に頭を載せてきた。美人なので悪い気はしません。しばらくすると館内は、閉館時間が近いのかがらんとしてきた。その女性の目鼻立ちがととのっているのは寝顔でも容易にわかる。読書も忘れて見とれていたら、女性が目をあけた。目が合う。思いの外その目はおおきいのだなと思った。何度目かの瞬きのあと、女性はそのまままた眠りに落ち、左肩に頭の重み。なんだろうこれは。名前も知らない隣の座席の人に心を許されたのか。困惑しながらも平生を装って、右のほうに重心を傾けると、彼女もろとも倒れた。倒れたので抱き寄せたら拒まなかったので俺もそのまますやすや寝入った。

以上、今日見た夢。

夢かーーーーーーーい!!がんがんがん!(部屋のテレビに八つ当たりする音)こんなに残念な目覚めは稀有だ!

 ふてくされながらもでかける。歩きながら思ったこと。
 
「神が人を創造したのだろうか?
 人が神を想像したのだろうか?」
 
 という疑問がひょっこりひょうたん島。

 俺は後者の考えを持っている。現在、宗教によって作られた文明はもの凄いわけで。もの凄まじいわけで。想像も一定量を超えると創造に結びついてしまうようである。だとしたら、俺や俺を取り巻く環境やその外にある壮大な世界というものすべてが誰かの夢の産物である可能性もある。そうだとしたら、俺は一体、誰の夢の中の登場人物なのだろうか。そして、俺の夢は誰を創り上げたのだろう。ということになってきて、これぞまさしく見えない物を見ようとしているゴカイの状態。

真実を知るなら此処にいてはいけない。
(BUCK−TIKU
 「見えない物を見ようとする誤解 全て誤解だ」)


岡崎藝術座、観てきた。

駅前で連れを待っているとどうやら千駄木と千駄ヶ谷を間違えたらしい。
はらほろひれはれ。仕方なく一人で赴く。

ちょうど一年前に出演した劇団である。
作風は「素晴らしい茶番」だと思っている。

五十分程度の芝居だったが、いやあ、夢のようだあ。
支離滅裂で作品自体には全く意味などないんだろうけど、無駄な説得力のおかげで、色々考えさせられる。そんな罠のような芝居。
舞台上にある鏡に観劇している自分の姿が映る。とても馬鹿なものをとても馬鹿な顔で観ている己が映る。色々考える。いや、これは罠だ。

先日の利賀演出家コンクールで最優秀賞を獲得したと聞く。
「演劇人」という雑誌にインタビューが掲載されていて斜め読みした。
他の演出家が演劇とか表現を語っているのに対して、岡崎藝術座の演出家のインタビューページにでかでかと書かれていた言葉は

「資本主義経済は滅びるというアメリカ先住民の予言を信じている」

というものだった。
いいなあ。

神里さんは日頃、とても美しい戯言を吐いている。
芝居もそんな感じだった。美しい戯言。

■■■

岡崎藝術座 第十五回公演「日常茶飯事」
期間:12月8日(金)〜11日(月) 
場所:千駄木ブリックワン  
http://okazaki.nobody.jp/index2.htm



世知辛い大東京。
はたして忍者はどこにいるんだろう。

無論、平成の忍者は忍装束など、着ない。
着る機会は忘年会と新年会くらいだ。暗殺するときは都市テロリストみたいなコンクリ迷彩。
普段は六本木ヒルズとかで暗躍。だから基本的にはスーツ。電車通勤。家庭もある。妻と次男は何も知らない。長男には先日告げた。掟は忠実に守らねばならないし、出勤時間も守らねばならない。

堀江を貶めたのも忍者。堀江は何もしていない。粉飾決済の証拠をたくさん作った。証言している幹部には忍者がすりかわってる。本物には南国で優雅な軟禁生活をおくらせている。

世知辛い大東京。
はたして忍者はどこにいるんだろう。

喫煙所で空をじっと眺めている派遣社員が実は忍者。
岡崎のマイミクのうち3人くらいは実は忍者。
バッティングセンターで痩身のくせにすげえ打ってるのもじつは忍者。
行きの電車内では痴漢願望という誘惑に耐え、帰りの電車では居眠りに耐え。愚痴はブログに綴る。くの一のあの子のことを考える。

だけど、悲しいこともある。
だけど、悲しいことはない。


華やかな芸能界にも実は忍者がいて、崔洋一なんかも実はそうだとにらんでる。「忍べよ」と思う。


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