凡庸ながら24年生きて、それでも何かを得たというには程遠く。
核心のかすみをてのひらにふところに忍ばせて、投石を受けつつ、胃薬を飲みつつまだ捨ててはしないのです。隠していたいこともいっぱいあって、できればそれについては触れないでほしいのですが、いつかは明かさなくてはいけないのです。その日が来ればいいと思っています。
眠れぬ夜の尺鉄はいやに輝いて
切先で戯言を描いて猥雑な落書きを描いて
ふざけんじゃねえぞ。描くことでしか世の中との折り合いは保てないぞ。だから描くしなかろうに。吐くみたいに描くんだ。啼くみたいに描くんだ。それは排泄と同じことだが、俺の排泄に何かを思ってくれる人もいて、それが俺の少なからずの財産なのです。だけど、結局は俺のためにやってんだよ。誰のためにやってるんでもねえぞ。
俺なりの真剣の在り方が他とは違っていても否定される必要はない。中指こそ立てはしないが、形でもってわからせなくてはいけないようだ。どこもかしこもしがらみしかない。のらりくらりうまくやっていける要領のよさがあればこんなベクトルに進んじゃいない。愚行だ。腹の中で頭の中でノ田ルムは眠っている。ふざけんじゃねえぞ。凡夫の自覚はあるがまだ折れちゃねえぞ。必要なのは考え続けること。考え続けた末にいつかはあなたの息の根を止める。何にむかついているわけでもないが。いや、嘘、むかついているのだ。へらへらしている奴らに。奴らすべてに。何が楽しいんだ。何を楽しんでいるというんだ。本当は何も楽しくないさ。生きていくのは労苦でしかないぞ。
労苦あっての日曜だぞ。
平日からへらへらしやがって。ふざけんじゃねえぞ。描くことでしか世の中との折り合いは保てないぞ。涙が出そうになるぞ。どういうことだ。死滅しろ。俺は真心が多めだぞきっと。やさしいはずだぞ。なんのこっちゃ。ああああ、迷路入った。入った。
核心のかすみをてのひらにふところに忍ばせて、投石を受けつつ、胃薬を飲みつつまだ捨ててはしないのです。隠していたいこともいっぱいあって、できればそれについては触れないでほしいのですが、いつかは明かさなくてはいけないのです。その日が来ればいいと思っています。
眠れぬ夜の尺鉄はいやに輝いて
切先で戯言を描いて猥雑な落書きを描いて
ふざけんじゃねえぞ。描くことでしか世の中との折り合いは保てないぞ。だから描くしなかろうに。吐くみたいに描くんだ。啼くみたいに描くんだ。それは排泄と同じことだが、俺の排泄に何かを思ってくれる人もいて、それが俺の少なからずの財産なのです。だけど、結局は俺のためにやってんだよ。誰のためにやってるんでもねえぞ。
俺なりの真剣の在り方が他とは違っていても否定される必要はない。中指こそ立てはしないが、形でもってわからせなくてはいけないようだ。どこもかしこもしがらみしかない。のらりくらりうまくやっていける要領のよさがあればこんなベクトルに進んじゃいない。愚行だ。腹の中で頭の中でノ田ルムは眠っている。ふざけんじゃねえぞ。凡夫の自覚はあるがまだ折れちゃねえぞ。必要なのは考え続けること。考え続けた末にいつかはあなたの息の根を止める。何にむかついているわけでもないが。いや、嘘、むかついているのだ。へらへらしている奴らに。奴らすべてに。何が楽しいんだ。何を楽しんでいるというんだ。本当は何も楽しくないさ。生きていくのは労苦でしかないぞ。
労苦あっての日曜だぞ。
平日からへらへらしやがって。ふざけんじゃねえぞ。描くことでしか世の中との折り合いは保てないぞ。涙が出そうになるぞ。どういうことだ。死滅しろ。俺は真心が多めだぞきっと。やさしいはずだぞ。なんのこっちゃ。ああああ、迷路入った。入った。