electrongirl

ゆるく、ゆるーくありたいものです

合同会社elegirl代表、岡崎龍夫です。
大学生だった2004年から20年以上つけている思索の記録です。
未来の自分に手紙を書くつもりで書き溜めているため、それほど一般性はありません。

2008年02月

20から4年
価値だと思っていたことがそう思えなくなったり
無価値だと思っていたことが大切に思えたり
それでもいまだ「価値」のニンベンの部分ですら
作ることができないまま日々を浪費しては
どうでもいい戯言ばかりを生産しています

しかし、考え方はだいぶシンプルになった
思えば、理由もなくめそめそとしていた
なんだかよくわからない流れに削られて丸みを帯びてきているのがわかる
いいかはわるいかはわかんないが、それでいいのだとおもうようにしている

6畳の部屋の窓からは春陽が差し込んでいる
出発を急かすアラームが鳴る

今日も、いってきます

今日はいろいろ買い物して帰ります

風邪です。平日の昼間。
カーテンしめきった部屋にいます。布団の中。
さっき見た夢は、蒸気自転車レースで準優勝して、パーティーでは「風になりたい」をみんなで大合唱したのでした。

ばっきゃろー!

なってるっちゅうねん、風邪に

上の階から聞こえる幼女のピアノ演奏。ややサイケデリックで笑える。コホッ

16499日。

70の誕生日に死ぬと想定した残り寿命はそれ。数字でみると思ったより少ない。ちなみに今8500日くらい生きた。三分の一が終わった。

三分の一生涯で遺したものは、カスみたいなカスを少し。ああ。生まれたからには地面に爪痕を。

どうせ百年もしたら消えてしまうような記録だとしても、トラウマになるくらい素敵な一時を。与える、力を、乞いている。

何かをしよう。
何かをしなくっちゃしないままに死ぬ。死ぬんだよ!

僕は7時きっかりに起床するために毎日

Distance Away System 5.5
(通称:DAS 5.5)
というシステムを使っています。

このシステムは
部屋のなかで、眠る位置から一番遠い位置、つまり、身体から見て対角線上に目覚ましを配置するというものです。しかも目覚ましは棚の上にあります。

朝七時にけたたましく目覚ましが鳴るのですが、起き上がって2〜3歩歩かないと止めに行けないのです。しかも棚の上にあるので、這って行くと止められない。止めた後に布団に戻るには更に2〜3歩歩かなくてはいけない。

完璧な目覚ましシステムなのです。毎日僕は5.5畳の部屋でこのシステムと戦い(かなり激しい)、負けています。目を覚まされています。

しかし、今日はやってしまいました。勝ってしまいました。起きたら8時でした。

二度寝したらしいです。

まあ9時に家を出れば仕事には間に合うので、普段よりやや慌てめでシャワーを浴び、弁当をつくり出勤したのでした。

そこまでは順調だったのです。

職場の入口で気が付きました。セキュリティカードを忘れてしまったのです。

別にそれならそうと担当の人に届けを出しにいけば一日だけのセキュリティカードを発行してくれるので事済むのです。が、僕は先週にも忘れた日があったのです。

なんだまたかよこいつ…忙しいのに忘れてくんじゃねえよ…死ねよ…痴呆じゃねえの…

と思われること必至。
というわけで、今日一日、カードなしで過ごすことにしました。

退室は出来るが入室はできない。トイレ行っても帰ってこれない。食事行っても戻ってこれない状態になったわけです。

じゃあ入室はどうするかというと、誰かの入室に便乗するしかないのです。入室する人の背中にぴたりと張り付き、気配を消して入室する。カードを忘れたことは悟られてはいけない。

「いやあポケットにはあるんですけど一緒に入室しちゃったほうが効率的ですよねーそう思いますよねー」という表情を作り(演劇活動のたまもの)、入室するわけです。内心冷や汗です。

トイレはなるべく我慢。行ったら用を足してる他の人がトイレをでるまでずっと手を洗ってる。

つまり僕は今日
東京の地で忍びとして暗躍していたわけです。

服部半蔵、猿飛佐助、俺!

そんな感じでした。
ハードボイルドかつデンジャラスな一日でした。ふー

結局、俺のはらはらに誰もきづくことなく、平和に一日は終わりました。ミッションコンプリート。

今日の夜はDAS5.5に加え、新しいシステム

preparing in bag system
(通称:PIBs)も導入させます。

もう二度と忘れねえし、忘れても素直に申請しようと思います。

よく電車内で平和祈念展示資料館の広告を目にします。水木しげる先生が絵を書いているあの広告です。

行ったことはないが、あの資料館には主に3つのコーナーがあるらしい。

ひとつめ
・海外からの引揚げコーナー

キャッチフレーズ
「日本の土を踏むまでは何としても生き続けるのよ」

わ。なんか、コーナーって感じじゃないな。キャッチフレーズって感じもしない。そんなコーナーなんて軽い言葉で取り扱っちゃいけない空気がある。

しかし、次のコーナーはさらににつかわしくない。

・戦後強制抑留コーナー

わー、コーナーって書くだけでクイズ番組の罰ゲームのようだが、よくよく考えるとこんなひどい罰ゲームはないだろう。だって「抑留」だよ?しかも「強制」で「戦後」ときた。ひどいな。もはや「コーナー」じゃないな。

そして3つめ
・恩給欠落者コーナー

もう夢も希望もないな!コーナーじゃねぇよ!渡辺正之とかナインティナインとか三宅裕司がさ、「恩給欠落者のコーナー!」なんて司会してる絵を想像して俺は電車の中でじだんだふんでます。はい。


しかし、これだけいつも広告を載せられるって、やっぱりお金いっぱい持ってる感じですね。財源はやっぱり戦没者遺族会なんだろうけどなんだかなあ…

つらい経験をしてきたことだけがアイデンティティーなあの方たちは銅にも苦手やね。

戦争を認識することは大切ではあるんだけど。

ご無沙汰しております。岡崎です。
最近じゃ完全にfirefox派になってしまいました。
おすすめです。

最近平穏です。平穏なのです。
友人と会って近況をきくと、彼女ができていたり、仕事が変わっていたりと、それぞれがそれぞれの変化をしているのですが、特に語るべきもなく、思い出話に花を咲かせるほど遠いところに来たわけでもなし、ただ、目の前にのびる道の砂利をどかすのに精一杯だということを話していたりします。

昔演出助手で携わった劇団さんの芝居を見てきました。
俺が演出助手を手伝ったのが旗揚げ公演。あれからもう五年も経つみたい。
公演は九回目。へえ!もう、そんなに。
集客も順調に伸びたみたいです。勿論作品の質あっての継続なのですが、うん、おもしろかった。元気でました。

雪が降ったので、ホットケーキやいてみました。
アップルティーで召し上がってやりました。っていうかアップルティーまず!って思ってたのですが、どうやら「アップルティーはフレイバーティーなので砂糖を入れたら基本的にまずい」そうです。

んなばかな!何年欺かれたんだ!

そんな雪の日の朝でした。

誰も歩いていない新雪の道を、ずぶずぶとこぎみよいおとをたててゆくと誰かの足跡をみつけ、この場所が一人きりの世界ではないことを知る。
ライフサイクルは続く。例え俺が死んでも廻る。

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