electrongirl

ゆるく、ゆるーくありたいものです

合同会社elegirl代表、岡崎龍夫です。
大学生だった2004年から20年以上つけている思索の記録です。
未来の自分に手紙を書くつもりで書き溜めているため、それほど一般性はありません。

2009年04月

芝桜をみに羊山公園へ。
西武線ののどかな車窓風景が気持ちいい。

羊山公園の芝桜自体は微妙。
たしかにまっピンクなんだけど写真でみるような壮観な感じはなかった。

まあ、いい写真とれたのであとでアップします。

あと、人がおおいのと、芝桜が大量すぎてくさい。おしっこくさい。駅からめちゃくちゃ急な傾斜をのぼらされてきつかった。

まあ、悪くはないし、一度はみてみたかったんだけど。
一度でいいな。

あ、けど子供ときたら楽しいかも。

羊山公園


入園料
一般 300円 75歳以上 250円
※中学生以下は無料
一般団体(20名以上)250円

有料期間 花の見頃の時期
入園時間 8時〜17時

最寄りの駅
西武秩父線西武秩父駅、横瀬駅
秩父鉄道お花畑駅、秩父駅
http://navi.city.chichibu.lg.jp/flower/shibazakura/

『宮本から君へ』復刻版全四巻を衝動買いして号泣。

この作品は「小学館漫画賞受賞」と「バブル期に最も嫌われた漫画」という華々し過ぎる冠を持っている。

端的にいうと
飯田橋の文具メーカーの営業マン宮本が本気で社会の犬をやる話となまなましすぎる恋愛の話。
二巻の宣伝コピーがかっこよすぎた。

「自意識?捨てろ。」

渋谷青山、岡崎京子、ピチカートファィブ、メロドラマ、全盛の浮き足立った時代にこんなしみったれた漫画かいたら嫌われる理由もわかる。

ところで、僕のまわりには勝負にこだわる人間が多い。なんでみんないつだって勝負にこだわるんだろう?ということ。つまんない背比べに意地になって腹を立てているんだろう?それは僕自身類に違わない。
それは最近常々疑問に思うことだった。

仲良くやることだってできるし、そっちのほうがたのしいのにそれをしない理由を考えていた。

「男だからだろ」

あー端的。
端的かつ的確。

男は往々にしてくだらないししょうがないしつまらないかもだ。けど凄く戦ってる奴ほど惹かれてしまうものなあ。

人間は感動するために生きていて、人生において稀にある「生まれてきて良かった!!!」って思える瞬間のために生きてるんじゃないかという作者の考えも共感できる。


あーもう生きるってすごいねやっぱ

高い買い物だったけどおとがめなし!

定本 宮本から君へ 1定本 宮本から君へ 1
著者:新井英樹
販売元:太田出版
発売日:2009-01-17
おすすめ度:5.0
クチコミを見る



若手演出家の騎手、柴さんの作品。

toi『あゆみ』がかなり衝撃だっただけに期待値もでかい。
ストーリーは誰しもが14歳のときに陥るトラウマのように浅ましい妄想と日常。

ドラマが無いのをこんなにドラマ仕立てにできるのは手腕だと思った。

客席にいる演劇人やクリエーターに喧嘩を売るような激励のような箇所があり、演出家の体重がこもっている感じ。

元気がでる。
元気をもらう。

アゴラ劇場の公演におり込まれているフライヤーはデザインがしっかりしているものも多いのでなんかうれしい。

キレなかった14才♥りたーんず
『少年B』



作・演出:柴幸男(青年団)

http://kr-14.jp/kr-14web/
http://kr-14.jp/kr-14web/sakuhin.html#shiba

アゴラ劇場まで公演を見に行く。

かねてより気になっていた快快の篠田さんの公演。
篠田さんと話したことはないが、彼女の雰囲気はいいと思う。
ショッキングピンクを上手に着れる人にすごく憧れる。

僕もショッキングピンクを着たい。

作品は二人芝居。
なんか、役者が思考したものをぶつぶつ言いながらコンテンポラリーな動きをする。
団地の風景がいつの間にか猫の死ぬ走馬灯になっている、のかな?

派手さを捨てて演出の腕だけで勝負してる感じ。かっこいい。
ショッキングピンク。かっこいい。


キレなかった14才♥りたーんず
『アントン、猫、クリ』



作・演出:篠田千明(快快)

http://kr-14.jp/kr-14web/
http://kr-14.jp/kr-14web/sakuhin.html#shinoda

阿佐ヶ谷名曲喫茶ヴィオロン。
あまりに空間としてのあくが強すぎて舞台をやるにはあまり向いていないと思うのに、なぜか劇団からの人気は高い喫茶店。
正直あまりうまく使えている劇団をみたことはない。

しかし、東京ネジのお姉さま方はしっかりやってくれた。

空間が空間なだけに、役者それぞれの声のよさがすごく際立って耳触りいい。
ストーリーは喫茶店ものの会話劇。「遡上」というキーワード一つからこれだけ見せてくれるのはもうほんと手腕だとしか言いようがない。

***

なんか、客席で隣に座っていたDJ方と知り合って名刺交換をした。
お尻に渦巻きが描かれている。痴漢したくなる催眠だ。
へんなひとだったけど楽しませてくれる人に悪い人はいないし、楽しませてくれる人なら悪い人でもいいや。

そんなことを思った。

東京ネジ 春カフェ公演 

「遡上」

作・佐々木なふみ
演出・佐々木香与子

【出演】佐々木香与子、佐々木なふみ、佐々木富貴子、八日市屋美保
【場所】阿佐ヶ谷名曲喫茶ヴィオロン

http://www.tokyoneji.com/

41ce3ab0.jpg風邪ひいた。1月の頭にもひいたのにまたかよ。…しかもこの時期に。

喉いたくて声がでないから仕事にならない。会社に休みをもらう。一日の労働時間がながいから一回の休みで15000円くらい給料からひかれるのは半端なく苦痛。

明日までには本気でなおそうと思う。

写真は先日行った名古屋の名物コメダ珈琲店のコーヒーシェイク。

コーヒーをあまり感じない。
容器が離乳食みたい。
大量すぎる。

e37a3b49.jpg岡崎藝術座の稽古場にいってきました。

久々にみる神里さんはあい変わらす満身創痍な感じでした。
またまたやばい芝居になりそうで期待しています。

現場っていいね。空気をすうだけでウズウズするあの感じ。

写真は目黒川の桜。満開を過ぎて季節は緩くうつろいはじめてます。

46f9b89a.jpg

片道3000円で夜行バスで名古屋へ。
そこから東海道線で740円。
養老鉄道で400円。

いってきました。養老天命反転地。
大量のひょうたんがぶら下がってる変な駅。

20分ほど歩くと養老天命反転地です。なんかモダンアートを基調とした建築作品かつテーマパークらしい。入園料は700円。シュールな施設が続く。

1.山。岩を積み上げただけ。
2.家。地下から迷路が生えてズタズタ。
3.道。塀から落ちたら簡単に死ねる道。果ては行き止まり。
(周辺を一望できる。かなり眺めはいいがほんと確実に死ぬ。)

4.迷路?宿命のなんたらという名前。よく意味がわからない。

0b76b693.jpg 7669370a.jpg 0e555e7d.jpg 0bb58b77.jpg

なんというか、建築家の悪ノリの集積みたいな感じです。とにかく傾斜。傾斜と戯れることになります。
いたる地点が危険です。転倒のしかたによって簡単に死ねます。スニーカーは必須。

何人もを連れてドロケイがしたいです。怪我人続出。

平坦な道から傾斜と戯れてるみんなをみると馬鹿みたいです。変なの。あんなにぜえはあいうなんて変なの。マゾじゃねーの?

とにかく変なところでした。
変なの!

養老天命反転地



[開園時間]
午前9時〜午後5時(入場は午後4時半まで)
[休園日]
月曜日(祝日の場合はその翌日)及び
年末年始(12/29〜1/3)
※荒天の場合は閉園することがあります

http://www.yoro-park.com/j/rev/

嫌いな奴がほとんど。嫌いな時間がほとんど。自分は忌む対象か愛でる対象か。判断つきかねる。

戯言を書き連ねている間は至福。至福にして苦痛。セックスとかオナニーとかと似てる。

いつもそうなんだけど、ほんとうは上記全部はどうでもいいこと。

ストーリーを綴っている最中の俺の部屋には無敵の俺がいる。
短編の小説を今月中に発表します。『紙屋町の弔い』というタイトルです。

こんな夢を見た

夢の中でその日は舞台の初日だった。

ゲネが終わり少し確認の稽古をする。俺は演出・出演だった。本番までまだ時間があったのでいったん帰宅して忘れものをとりに戻ろうとすると
「あ、岡崎さんのチャリのカゴに牛肉のハンバーグ入れておきました」
スタッフがそう教えてくれた。


電車を降り、自転車置場にいくとカゴの中にハンバーグがある。「助かる」と思ってもぐもぐ食べながら駅前を通ると、ふと普段見落としていた店の看板に気づく。

「ひとりエッチ オガタ」

と書いてある。
「オガタ」は店の名前だろう。
なるほど個室ビデオのようなエロい店だな。と思った。
その看板には貼り紙がははってあった

「ヘアーカット2000円 オガタ」

なんだこりゃ。いかがわしいのかヘアーカットなのか。
怪しい。実にあやしい。
芝居の本番までには時間があった。店内を覗いてみるとじじいがいた。

「いらっしゃい」

扉を開けられ、言われるままに店にはいるとエロビデオとエロ本がいっぱいあった。ヘアーカットする場所は全然なかった。
エロ本やエロビデオはどれも見たことのある作品だった。
「なんだ、品揃えの悪い店だな」
と思ったが、すぐにはたと気づいた。

「違う!この店にあるエロ本やエロビデオは、全部『俺がみたことのある』作品だ!

奥の棚には中学生の時に押し入れの奥底に隠しておいたエロ本があった。

「嗚呼!ノスタルジア!」

思わず感嘆の声をあげそうになる。じじいがにやにやしながら口を開いた。

「1時間70円です。ご利用なさいますか?」

僕は無言で140円を置いた。
芝居の開演時間に間に合いはしないだろう。

このページのトップヘ