electrongirl

ゆるく、ゆるーくありたいものです

合同会社elegirl代表、岡崎龍夫です。
大学生だった2004年から20年以上つけている思索の記録です。
未来の自分に手紙を書くつもりで書き溜めているため、それほど一般性はありません。

2010年07月

夏期連休だったけどどこにいくわけもなく、最初の数日は風邪にやられてたし、後半はやることがあったしで羽を伸ばすというには程遠い感じだった。

それでも一日だけ遊びに遊んだ日があった。東小金井のインド富士でカレーをたべてから吉祥寺に行った。井の頭公園をなんとなく歩いたりしてから銭湯にいった。昼間から入る銭湯は普通に気持ちよかった。

ピカピカの体である珈琲店に行った。この珈琲店についてはがっつり詳細を述べたいがネットでの紹介が禁止ということなので自粛。帰りにつけ麺を食べた。

いやはや素晴らしい楽しい日だった。それが連休の思い出。

毎晩MIDIコンいじってへっぽこワンルームディスコな日々も終わり。

まあまだ七月で夏は全然終わりそうにない。今年はどこの花火にいこうべか。

白米食べる
外国じゃまた自爆テロ
白米おいしい
国の経済は火の車
白米おいしいね
また親が子どもを殺す
煮付けもおいしいよ

汚物攫いを幾度繰り返せど
浄土は遠からじ
三歳過ぎたら惰性
エピローグが延々と続くだけ

それでもやはり

白米食べる
あてのない恋路でも
白米おいしい
風呂に入れないでいても
白米おいしいね
殺したい奴がいても
お茶が飲みたくなってくる

僕ら結局誰かの夢の中
いつかたちまちに消えてしまいます
美談も猥談も価値はあるまいに
ありがたがっては
涙をながす

そうして毎度

白米食べる
友達が首吊った
白米おいしい
あの子の手首が真っ赤
白米おいしいね
むかつくことばかり

そして
箸を置き
手を合わせる

可笑しいほど
何処へも行けない

下北でみなみさんaka虚軸天才と飲む。

風邪気味だったので、先の日記にも書いたようにウコンを二本ぶっこんでからいった、店では調子良かったのに帰りの電車でいきなりダウン。座るために各駅に乗り換え、コンビニで栄養ドリンクを二本ぶっこんで帰宅。ペットボトルのポカリ二本と風邪薬を飲んで寝た。

汗まみれの服で起床。午前中は朦朧としながら音楽を落としまくった。午後はまた入眠。
さっき起きた。

がっつりねて汗かいたおかげでPS元気です龍夫。

まあ、今日は無理してでかけない。駅前の気になる喫茶店まで病み上がりの散歩をしにきた。

ところで、みなみさんと二人でゆっくり話すのは昨日がはじめてだったと思う。
大学一年のとき(9年前!)に舞台『虚軸/リリシズム/加速』を観てなかったらここまで演劇にのめり込んではいなかったと思うのだけど、その作演のみなみさんは現在映像作家をやってる。

色々な話をしたが、正直まだ話したりない感じもする。


子供のころは色々な遊びを開発した。いつのまにかメディアやらなんやらが遊びを用意してくれるようになった。それを否定はしないが、貴重なのは遊びを開発しにいこうとする遊び心。何歳になってもそういう遊び心だけは捨てたくないし、遊び心費えない人こそ一緒にあそびたいと思う。

帰りにみなみさんおすすめの小説を三冊買った。というか、おすすめの強さが出版社の営業ばりだった。自分の知らない世界を興味深くナビゲートしてくれる人もまた、貴重だ。


ということで、駅前の喫茶店でポール・オースターを読んでいる。

喉がいたむし体だるいし関節がいたい。風邪の予感。

ウコンを2本いった。

いつの間にか、ウコンの力スーパーという、最高に効果のありそうなきつい味のドリンクが発売されている。あと、ウコンの力プラス。

「ウコンの力に加えてこれを飲むといいよー」という意味だと勘違いしてセットで買ってしまったが、「ウコンの力に色々加わったんだよー」って意味らしい。

なんにせよ本調子じゃない。

『シグルイ』を読み始めたんだけどスーパー面白いなこの漫画。だけど男の乳首をかくのが巧すぎるから作者はこれゲイだと思ってる。しかしこれがまたグロい。第一巻の最初の数ページでヒイイイ!ってなる。

でも、痛みを伝える漫画って多分勝ってるなあとも思う。例えば『彼岸島』とか『ガンツ』なんかは、人が虫けらみたいに一掃されてくからどんだけ無残に人が死んでもヒイイイ!ってならない。

そこをいくと『ワールドイズマイン』や『バトルロワイヤル(漫画版)』の殺戮シーンは強烈に痛い。殺害されるひとりひとりにバックボーンを与えるだけで漫画は見るにたえないレベルに痛みを帯びる。
(たまに、『ガンツ』はそれをやる。先日、それで具合わるくなった)

とにかく『シグルイ』面白いです。乳首描写がうまいです。

で、『シグルイ』読んだあとの『のらみみ』が最高に癒える。そよ風ふくよ。

案の定の谷亮子とれんほう当選に辟易している。東京は又吉に加えて池上とかいう頭にうじわいた奴第二号が参戦。本当に300万払えば誰だって立候補できるのね。女性党の出馬者一覧のページが怖すぎて笑うしかない。

http://www.joseito.jp/kouho.html

もうきっと日本はよくならないだろうという諦念が片隅にあって、ただ、いつか生まれてくる自分の子供が今よりもくそな社会で生きるのが忍びないから少しだけ足掻いている。

消去法でしか政党を選べなくて悲しい。

国の未来に希望なんてものを持ててる奴は本当にいるのかな?
未来の絶望をいかに軽減させるか?って感覚じゃないのか?

まあ、いいや。
国がどうあれ幸福への執着は棄てない。

幸せになるのさ
誰もしらない
しらないやり方で



(BJC-小さな恋のメロディ)

寝不足でげろはぎそうなくらい眠かった時にさそうから謎のメールが届いた。

「明日私を撮影してもらえませんか?」

???

説明を求めるとどうやら秋にさそうが出演するダンスの公演があるらしく、その宣材写真の提出を求められているとのこと。
しめきりまで時間もなく、頼めるあてもあまりないが岡崎なら飯さえおごれば経験のないカメラマンでも喜々と引き受けるだろうと踏んだらしい。

午前中ならあいてるけど…と回答すると、朝10時に新宿待ち合わせとなった。案の定引き受けてしまった。最近安請け合いの鬼だ。

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翌日は晴天。睡眠不足を強して新宿へ。

10:00 伊勢丹

さそう登場。一眼レフとリコーのデジカメを渡される。一眼レフなんて使ったことないよ。
伊勢丹の屋上で撮影にのぞんだが、緑と人工物の割合が微妙だ。何枚か軽く撮ってみた。

一眼レフをはじめて使ったが確かにこれは楽しい。シャッターを切るときの手応えというか「撮ってる感」がすごい。
「DJはやっぱりアナログに限るよ。音を出してる手応えが違う」
と誰かが言っていたのを思いだした。なるほど。

伊勢丹の階段がなんかいい感じだということで何枚かとる。なんとなくテンションが上がっているのを感じる。


10:40 オペラシティ

オペラシティの中と外でたっぷり撮影。本当に天気に救われた。外での光の入り方かっこよさがやばい。
一応自前のvivicam5050(トイデジ)も持ってきていた。慣れもあってぶっちゃけリコーの奴より全然いい気がした。もっと早くから出せばよかった。

後半はもう撮影が楽しくてしょうがなかった。ポージングや位置への注文がとても多いなんちゃってカメラマン岡崎。眠気も忘れてばしばし撮る。

11:30くらいまで撮影して、終了。フィルム一本とデジカメで、これだけ撮ったら一枚はいいのがあるだろうとは思う。仕上がりが楽しみではある。


12:00
撮影のお礼として新宿のおすすめカレー「印度屋」で昼飯をごちそうになる。やすくておいしいバイキング。撮影のしめにカレーを食べているさそうを撮影。いや本当おいしかった。



仕上がりが楽しみだし、無事に使われるのだろうか、不安だ。
出産を待つ感覚はこの延長線にあるのだろうか。


カレーでお腹いっぱいに。
寝不足と疲労感でふわふわに。さすがにめまいがした。
今度は是非ベストコンディションで!

織姫と彦星が年一で会うとしたら生理が来てようが絶対、性行為はするんだろうけど、やっぱり避妊するだけのクールさは持ち合わせているんだろうな。

だって奴らは大人だから。

伝説だってそれくらいクールじゃないよだめだと思うよ。

伝説に出てくる神様は大概気が短すぎ!怒ったあまり年一でしか会えなくさせるとか動物に変えてしまったとか、多すぎ!いやー変えちゃだめっしょ。動物に変えられたら、変えられた側はそうとう困惑すると思うしね。

クールにいこうよ。
ビー、クール。

あと、天照大神が引きこもったから外でお祭りをやっておびき出すって神話あるじゃないですか。あの4コマ漫画感が大好き。神様ちょろすぎだろ。

話を戻して七夕の話。織姫と彦星は夫婦って話。
織姫も今じゃ機織りなんてやってない。繊維工場の女性経営者。酒を飲むと「いつまでも、バカな男とバカな恋愛から離れられないバカな女さ」が口癖。最近涙もろくなった。
「タバコ吸いすぎっすよ」と注意すると
「いいんだよ、今更子供なんて考えなくなったし」
と自嘲的に笑った。

最近はSkypeとかあるから年一で会っても以前ほどの感動はないって話をした。

それでも年に一度の逢瀬が雨だと少し切ない。
「女子高生みたいだよねぇ、やんなっちゃうよねぇ」
と笑って、また新しいタバコに火を点けた。

東小金井のインド富士というカレー屋に2日通った

1日目はかつおカレー
2日目ははまちカレー

さすがに2晩連続で食べると味の違いがわかるが、たぶん次いくときには区別がつかない。

大事なのは超おいしい、いや、鬼おいしい、いや阿修羅おいしい、とにかくほっぺたもげて死にそうなくらいおいしいということ。

そんなもんなのかもね。

たぶんだいたいの人が唐組と天井桟敷の違いが分からないように、DJ KRUSHとDJ KLOCKの違いが分からないように、ただそれが(自分に)いいか悪いかだけを判断できれば事は足りるのかもしれない。

んで南雲が28になった。
うわあ、南雲が28ってことは俺ももうすぐ28ってことで軽い戦慄があるわ。

まあ、27と28つうか、18と28の差なんてのも実は大差なくて、健康に前向きに生きてるのが大事なんだろうなあ。南雲喉やられてたけど。

あと、今日は少しだけあきらに会ったんだった。あきらもたのしくていい奴だ。
カレー屋のこじょうさんも、まほちゃんもるみちゃんも、店にいたでんでんさんも、もちろん俺も、たぶんいい奴だ。

なんにせよおめっとさーん

地球上に雨の地域と晴れの地域があるみたいに、なるたけ善意だけ享受して生きれたら最高だな。

生まれてはじめて西武多摩川線に乗ったが白糸台から武蔵野台までの徒歩がまるで迷路で素人には危険である。もう少し連携とれよ!京王と西武!

わざわざ群馬出身の奴を連れてSR2みてきた。

見終わった直後はそんなにぴんとこなかったが、帰り道ひとりになるとじんわり残っているものがたしかにあって
「なにかをする」ということを漠然と考えさせられている。

理想と現実との距離。理想のかっこよさと現実のしょぼさ。
父親役の岩松了の呟く「みんなそうやっていきてんだよ」という台詞がすごく重く感じられた。それはすごく真実。

なにかをすることの浮き足の立ちかた、うまくいかなさ、だささ、かっこよさ。そういうのはなににおいてもつきまとうことなんだろうなあということを考える。
どういう選択をするのも真実なんだろうな。と、理想を夢見る人の肩を軽〜く叩いてくれるような、映画だった。

なんか、これだけ見終わったあとにあれこれ考えるのは、もしかしたら終わり所の引き算の技なのかもしれない。

そんな感じ。

あと、挨拶みたいにみんながフリースタイルでコミュニケーションするようになったらいいな!って映画みながら思った。小学校とかでみんな練習したりして。いいなー。

しかし、まほちゃんのラップすげー。まさかまほちゃんがこんなに体重乗ったいいラップを吐くとは思わなかった。

よーし。

0時すぎに隠れ家的な近所のバーにいった。

多種多様な音好きが集まるという触れ込みの店だけに、確かに音楽の話題に事欠かなかった。

一緒になった常連のSさんがなんか音楽の人で、聞けばサラリーマンの傍らDJとしてイギリスで音源出してるらしい。ミックスを聞かせてもらったが確かに見事な出来だった。ほしい。

ジャズをずっとやってたがblackdogproductionを聞いてDJに転向したんだとか。で、いまはサラリーマンやりながら自宅にスタジオつくってきままミュージックだとか。そんな話をきいた。

そのとなりにはメジャーデビューにこだわり続けるベースボーカルの女の子がいた。

いろんなひとがいる。

当然ながら音楽をやる人のなかでも音楽との向き合いかたもさまざまだ。
正解とかはないから、争いや諍いなしにみんなが一番よくなればいい。

みんな近所だから3時の閉店時間までいても余裕。Sさんは翌日6時起きで仕事だというのにラーメンを食いにいくといいだした。誘われたがさすがにつかれていたので断った。


7/7に秋葉原mograのオープンブースでDJやさしいおばけ。19時から1時間くらいまわすのでお暇なかたは是が非。

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