electrongirl

ゆるく、ゆるーくありたいものです

合同会社elegirl代表、岡崎龍夫です。
大学生だった2004年から20年以上つけている思索の記録です。
未来の自分に手紙を書くつもりで書き溜めているため、それほど一般性はありません。

2010年09月

頭の中にいつの頃からか女の子が棲みはじめた。

彼女は怠け者らしく、大概は寝るかシンナーを吸うかしている。頭の中でシンナーをやられると僕はよくわからない言葉を吐いたり挙動がおかしくなってしまう。迷惑だ。

彼女は厭世的であるらしく、基本的に僕は毎日憂鬱である。彼女が一日怠けていればいいのだが、こっちには保つべき生活があるのだ。非常に迷惑だ。

僕の聴く音楽にケチをつけるのも厄介だ。

ロックはうるさい。クラシックはたるい。ジャズは気取ってる。ということを言い出すので
「じゃあ、何を聞けばいいんだよ」と尋ねると、
「ZEEBRAを聞けばいいよ。むしろ聞けよ」
と言う。

頭の中のラジカセでZEEBRAを流されると僕は「俺は最強、クソMCぶちのめす」的な歌をいやいや聴く羽目になり、最近じゃだんだん喋る口調もそんな感じになってきた。

彼女が憂鬱だとこっちも憂鬱になるので、彼女には従うしかない。機嫌よくさせておけば、こっちも機嫌がいいので従っていればいい。

ある日彼女が寝転びながら
「ごめんね、勝手に転がりこんで」と呟いた。
「YEAHもう慣れてきたYO」
「迷惑だとは自覚してる」
「お前の真心CHECK IT OUT最強」
「でも、居心地がいいからもう少しいさせて」

そう言って彼女は僕の大脳にしがみついた。

「気にすんなYO」

ぼくらは割とうまくやれてる。

今日も彼女は怠けている。
僕がこの文章を書いている今もシンナーの袋をもって吸い込んであばばばびゃびゃびゃうっひゃひゃひあららららかかががががが千代の富士が千代の富士が千代の富士がいっぱい、千代の富士が忍者になってうわー行進だなあ、うらららららららあばばばば素敵なパレード

夢を見た。
友人とカラオケにいくことになって、なぜか武蔵浦和でおりた。
店に入ると定員がやたら粗野な対応をしてきた。
挙げ句、空いてる部屋がいっぱいあるのに「空いてません」と言い出してきた。灰皿を投げながら。
「てめーさっきからなんなんだよ」と切れると喧々囂々になった。ほかの店員も同じように「だまれ」とか「うぜーんだよ」と言ってきたらから
「店長だせ」と言った。

店長がでてきた。50代のおばちゃんだった。
この店のこの対応はなんなんだ?と尋ねると
「あなたが悪いんでしょうがあ!」と言う。
「は?俺のせいなの?」
「あんた、一年前にこの店きたでしょう」
「はあ、まあ」
「そのときのことブログで書いたでしょう」
「はあ」
「そのときのあたしの顔を『固い食べ物好きそうな顔』って書いてたでしょう!」
「かいたっけな…」
「あなたがこの店で歌う権利はない!説明なさいよ」

店長の後ろでは竹槍や日本刀をもった店員たちが「そうだそうだー」と口々に言ってる。ここで意地を張ったら死ぬなと思った。

僕はカウンターにあったリモコンを床にたたきつけて去ろうとした。
思った通り店員が拾いにきたので、振り返って思いきり顔面を蹴り上げた。ダッシュで逃げた。

先日の土曜は「誘宵」第一夜でした。なにやらすんごくたのしかった。ご来場いただいた皆さまはほんとうどうもです。

以下雑感

●思ってた以上に人口密度が高かった
→完全予約制もありですね。

●思ってた以上にやいのやいのした
→最初「BPM100以下」縛りにするみたいな予定もあったんだけど最終的に酔っ払ってBPM200のブレイクコアをかけていたのは僕です。
苦情が来なかったのはお祭りとブッキングしたからかなあ

●思ってた以上に楽しかった
→大事。お客の質で盛り上がったのもかなりある。

●思ってた以上に酔った
→終了後と翌日が大変でした。

終始へべれけだったのでいろいろうろなのだけど、初舞台のDJgogopulseさんがなんか話をしてて

「演歌とかミスチルとかカラオケで歌います」
という発言に対し
「ミスチルだって演歌じゃないですか」
と返していたのが非常に素敵だった。

あと、DJ北さんが
「そろそろあげるかなー」
と呟いて、おもむろに堀江淳『メモリーグラス』をかけたのがかなり素敵だった。

他は酔ってゲラゲラしてた記憶しかございません。

ちょっとこれほんとまたやろう。次はできたら鍋かこもう。

いい夜だった、ほんと。

大学の先輩の結婚式の二次会にいってきた。

久々に会う顔はどの顔も六年振りくらいの顔。
「いまなにやってるの?」と聞かれ
「サラリーマンだよ」と答えると、みんながみんなびっくりする。
俺はそんなに浮世離れした雰囲気だったのだろうか。

先輩には自主映画サークルの頃に非常にお世話になった。
現在も映像関係の仕事をしているらしい。余興として用意された映像に仕事をしている風景が流れたけど、その姿は非常にかっこよくおもえた。
苦労も色々あったんだろうと思う。
それは僕がうかがい知ることはできないけど、自分自身のポリシーとしっかり向き合う彼のスタンスはきっと変わっていないと思うので、きっと苦労もあったはずだ。

学生時代、先輩とはいろいろな話をした。先輩の話を聞くのが好きだったんだと思う。
思いくそ非難されることも批判されることもあきれられたこともあったはずだけど、今となってはあまり覚えていない。

あの当時、僕がこだわっていたものはなんだったんだろう。
玩具を与えられたがきんちょのように執着して、苦悶させたものはなんだったんだろう。ということを帰りの電車で考えた。
何かを話したり、伝えたりすることで、自分の形を認識しようとしていたのかもしれない。大概はから回りだったのだけど、それでも「岡崎おもろいなー」って言ってくれたり、先輩のように真っ向から向き合ってくれる人たちもいて、それは非常にありがたかった。

あの当時、僕がこだわっていたもの。
いまだにこだわり続けているもの。
よくわかんないな。よくわかんねーし、語るべきものでもないし。

彼の撮った作品についての過去日記

そんな話はともかくとして、先輩の新婚生活が落ち着いた頃を見計らってまたゆっくり飲みたいな。

本当に末長い幸せを願っていますよ。

ラーメンを食べていたらふと、あることを思い出してむかついてきた。

その、あることというのは昔見た「ミスター味っこ」のことだ。

たしか、味っこがラーメンの大会に出た話だったと思う。決勝戦は味っこを含めた四者の対決となった。
調理タイムが終わり、審査員の試食タイムに入る。審査員たちは順番に四者のラーメンを食べる。1番目と2番目の奴らはひとくち食べただけで審査員たちからボロくそにDISられていた。

俺はこの時点でだいぶ腹が立った。「何様だ?」と。味皇ならまだわかるよ。皇なわけだし。
ただ、味皇の後ろ盾があるにせよ素人のくそ審査員がそんなにまで辛辣である必要があるのか?とそう思った。

3番目のラーメンは味っこの宿敵のものだった。これには審査員の誰しもが舌鼓を打った。
そして、予想外の展開が起こる。あまりのラーメンのうまさに審査員たちが3番目のラーメンを完食してしまったのだ。
味っ子が青ざめる。

ラーメンを一杯食べ終えたあとに味っ子の4番目のラーメンを食う余裕が審査員たちにあるのかという点だ。
これはかなりの不安要素だとおもう。
結果をいうと、そんな心配をよそに味っ子のラーメンは優勝した。

味っこ超すげえ。

これについて思ったことを書く。

「一口サイズにしろや」。

ばかか?このルールじゃ最後の奴らめちゃくちゃ不利じゃねえか。そんなことにすら配慮できない審査員たちに腹が立つ。
大会の実行委員たちに腹が立つ。なんだ?馬鹿なのか?

あとさ、ラーメンをつくる制限時間がいっしょでさ、審査員が食う順番が決まっているならさ、必然的に冷めるじゃん。伸びるじゃん。どうなってんだよ畜生。俺が参加者だったらぶち切れてるけどな。責任者でてこいよ。

そんな状況で優勝する味っこはほんとすげえけど。

このアニメを見て以来俺は料理の評論を生業にしている奴らが嫌いだ。こんなくそルールのくそ大会開催してるやつらは死ねばいいと思う。どれだけ馬鹿なんだ。くそ!


※ニコ動にアップされてた。

優勝したからいいものの、そんなふざけたルールに従って何も疑問を持たない味っ子も味っ子だ。きっとこいつは将来選挙とかいかない大人になる。

そうかんがえてたら、だんだん味っこもむかついてきた。

だいたいさ、たしか味っこの着ている服には青リンゴがプリントされてたと思うんだけどさ、あの青リンゴがくそまずそうなんだよな。あんなまずそうな青リンゴを服にデザインされてる奴の料理だよ。疑わしいよ。くそ!死ね!なんだあの服はapple storeで買ったのか?ヘイヘイヘイ!デジタルキッズじゃねえか。

ラーメンを食いながらふとそんなことを思い出したがばっかりに非常に機嫌が悪かった。

この怒りをラップにしたためてみた。

決められたルールという名のレールで
お前のソウルの在処を問う
お前味っ子、俺はドジっ子
レトルトひとつ満足にできねえ
このディスぶっちゃけただのひがみ
料理上手にぶつける俺の妬み
FUCKIN A SHIT 手際よいKIDS
溢れる嫉妬リリックに込める



分かると思うけどぶっちゃけ疲れてる。寝る。

すげー久しぶりに雨が降ってる。季節がもう秋だといつことを示している。

8月の終わりに福岡から友人が来て、しばらくうちに寝泊りしていたんだけど、その際に部屋のレイアウトをかえた。ロフトにあったベッドを下に持ってきた。そしたらびっくりするほど部屋が片付き始めて毎日掃除している。本棚の位置も変わった。たのしい。

そんなこんなで以下告知です。
今週は二回もまわす機会がある。うれしい。

『誘宵』第一夜

日も暮れきった後
遅々と更ける秋の宵を
音楽で愉しむ「誘宵(いざよい)」

いざよい


DJ;
やさしいおばけ katz
gogopluse 北 a.k.a ミ世六メノ道理

席料;無料

2010年9月11日(土)
於 千石空房
18時半より


千石空房でまったりと音楽を流します。
エレクトロニカ、ソウル、などを中心に。
もうひとつ、

Not in service 「魔法」プレイベント
「魔法をかけて」
@早稲田茶箱
1500 1drink

DJs:
中田嘘一郎 加藤健太郎
やさしいおばけ OC

15:00〜16:00 やさしいおばけ

16:00〜 NOT IN SERVICE 「魔法をかけて」
actor: 村岡正喜 村上健 本山敏幹 山畑拓之
小林しんご

17:00〜18:00 加藤健太郎
18:00〜19:00 OC
19:00〜20:00 中田嘘一郎


これは村岡君の劇団のイベント。
前座です。ハウスを。

どうでもいいけど、千石空房のサイト見たらだれがいつの間に撮ったのか、アー写っぽいのが掲載されてて、ちょっといいかんじだったから載せておきます。

mono


南浦和でのんだ。

ひさびさにあった友達はもう10年くらいのつきあい。

最初に会ったときからずっと路上の絵かきなのだけど、相変わらずの変わってなさがうれしくある。例え変わっていたとしてもうれしいのかもしれない。

ひと晩あると色々ある。

酔って揺れた思考でしゃべれば蝶々みたいな不確かな軌跡で会話は線路よりも続く。

久しぶりにみんなで飲めてよかった。

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