electrongirl

ゆるく、ゆるーくありたいものです

合同会社elegirl代表、岡崎龍夫です。
大学生だった2004年から20年以上つけている思索の記録です。
未来の自分に手紙を書くつもりで書き溜めているため、それほど一般性はありません。

2011年10月

タワレコに行ったらでっかでかとアーバンギャルドの新譜のポップが。
いつのまにかユニバーサルミュージックからメジャーデビューしてたのか。
盛り上がってるな。

天馬君と谷地村君と藤井君は東京で演劇を始めたときに知り合った。
二度かれらのプロデュースした演劇に出た。迷いなく演劇が好きだったから本当に楽しかった。天馬君はいろんなことを本当によく知っていて、何よりプロデュース能力に天才的に長けていた。演劇の他に彼の企画にはいくつか演者として関わった。
作品のよしあしはよく分からない。ただ、彼らは俺の下手な演技を喜んでくれた悪趣味な奴らだ。彼らのカンパニー(308同盟)での舞台は本当に楽しかったし演技もよかった。

2年間くらいか、本当に頻繁に会った。アングラ映画を3本連続密室マンションで見て気持ち悪くなったり。きのこ図鑑に興奮してサンプラーで邪教キノコ教の曲をつくってげろはいたりそんな遊びをした。
三度ほど合宿だか旅行だかみたいなのに行った。秩父あたりのロッジで酒でぐちゃぐちゃになって、僕はその場で踊りながらはさみで自分の髪を切った。天馬くんと谷地村君は「岡崎君きちがいだ最高だ」と大爆笑してくれたが藤井君はドン引きしていた。
若さは怖い。

アーバンギャルドはボーカルこそちがったけど、その頃からあった。
僕はその頃スピッツとくるりが好きだった。「岡崎君筋肉少女帯ききなよ!面影ラッキーホールききなよ!!絶対好きだから!!」なんでこいつ絶対とかいってすすめてくんだよ。なんかむかつくなあとか思ったけど結局筋肉少女隊も面ラホも大好きになって悔しかった。谷地村君とはsketch showとaphex twinあたりの話をしたのを覚えてる。

彼らとはなんとなく会わなくなった。
一度、馬場の駅前で天馬くんと飲んだらなんか胸糞悪くなったことがあったからだった。
マイミクではあって、コメントを書き合ったりするくらいの微妙な関係だった。それでもアーバンギャルドの評判を何かしらで見聞きしては「へーがんばってるんだなあ、ライブ行くほど好みじゃないけど」と思った。
最後に会ったのは3年前くらいに谷地村君の出演するイベントにふらっと行って少し話した。その頃はアーバンギャルドはインディーズだったけど、ほうぼうで人気があるということだけは知っていた。
会話はそんなに弾まなかったけど元気でがんばってるのが何よりだった。

タワレコのポップか。立派じゃないの。
自分ひとり支えられる生業にできるのは立派なことだ。見習おう。

こちらは相変わらずしみったれてる。
今度レンタルして聞いてみる。

通気について考えた。

現在住んでいる聖蹟のアパートは割と通気がよくなくていくらかたしても納得いかない。
あの部屋はよかったなあと思える物件はそういえばどれも風とおしがよかった。

風とおしのよかった部屋から引っ越して一年半。とりあえず枕元に空気清浄機を置いている。まあ、いまの部屋よりもっと風通しの悪い部屋にはいくつも住んだことがある。そもそも実家の通気性がくそ悪かった。
それでも本や映画や音楽やペットなんかは通気を助けてくれる部分があって、それすらなかったら挫けてたかもしれない。

聖蹟ももっと街道から離れたエリアはもっと通気がいい。街道沿いでもマンションの高い階は通気がよかったりとまあ難しいんだけど。
究極、鍵を開け放ってもいいくらい部屋とこころに我執がなくなる。そういう類の物件も世界の何処かにはあるんだと思う。

とにかく通気は重要だ。今後物件や住む街、食う飯、着る服、全部通気性基準で選んでいいと思えるくらい今日は発見があった。とにかく、こまめな掃除だったり植物だったり換気だったりをこころがけようまじで。

煙草を止め、酒を減らし、ヨーグルトとサラダを食べるようになったらそんな発想に行き着いた。
全身GAPで固める日も近い。



フォトショでつくった。
はかせとなのの会話を見るとこころにそよ風が吹くんだ。

 うまくいってるのかいってないのかよくわからない生活で、まあ近況は及第点に届かない。体調は少なからずいいし、禁煙が続いていることを少しは誇ろう。
 
 思いつきの瞬発力で書いたどーしようもないコラムが謎のヒット。暇人は多いらしいが暇人の娯楽のために時間かけて書いてる俺も相当暇人だ。GIGAZINEの記事並みのPV数を獲得したけど金になりゃしねー。
 まあそんなんでも少しは誇ろう。

 掃除がはかどって部屋が片付いていく、そんな些事の一つ一つのおかげで、うまく言ってない部分が少なからず緩和される。それでも隙間風のように吹き込んでくるつめたさに、捉われて凍えてというのを繰り返しているけれど。

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