electrongirl

ゆるく、ゆるーくありたいものです

合同会社elegirl代表、岡崎龍夫です。
大学生だった2004年から20年以上つけている思索の記録です。
未来の自分に手紙を書くつもりで書き溜めているため、それほど一般性はありません。

2011年12月

総括的に。

elegirlというもう何年も引きずり続けた看板があって、昨年の秋に舞台公演の制作やったきり何も動く予定がなかった。なにかやりたいなにかやりたいとぼやいてぼやいているうちに結局なにもできないまま受動的なスタンスになってしまった看板だった。
そんなモラトリアムの名残みたいな看板はこのまま棄てたって全然よかった。

そんな折、去年の年末に大阪でギロチンさんから、彼が自宅でつくったシンセのCDをもらった。今思うとあのCDR1枚が色んなアイディアをくれたんだと思う。「こりゃあいい」と思ってPCの苦手なギロチンさんのかわりにsayonara recordsの似非原さんに楽曲を送ってリリースしてもらった。非常におせっかいな話だ。
そういえばguillotine hairshaverって名前をつけたのも俺だ!

ギロチンさんのCDRにはまだ数曲入っていた。
これをまたどこかのレーベルに送って彼のを色んな人に聞いてもらいたいなあーと考えた時に、自分でリリースしたほうがいいんじゃねえかなと思いついた。

ちょうど今年は「ネットレーベル」っていう言葉がよく話題に上った年だった。
興味本位で色々調べ、国内、国外に色々なレーベルがあることを知り、「見よう見まねでやってみっか」とやってみた。

犬も歩けば棒に当たる例によろしくsanmiさんの音楽に出会った。
sanmiさんから松村君だったり、エレパーさんだったり、FRUTYくんだったり、そのほか色々な人や音楽と出会うことができた。ここについては多すぎて枚挙できない。

犬は歩けば棒に当たる。歩く限り棒に当たり続ける。
棒に当たりまくってるうちにどれが道かを識ることができる。

いろんな人と知り合って、リリースを重ねるうちに音楽への考え方は変わった。
いいライブやいいイベントにもいっぱい行けた。
お、音楽っておもしれえのな。そういうことが再認識できた年だったようにも思う。

自分でも何度かイベントをやってみてその都度反省点も課題も見えるんだけど、ほんとどれもやってよかったと思える。自分にとっての価値になってる。それはつまり負けてないってことだと思う。

昨晩はsazanamiでDJをさせてもらった。
出演者、関係者の皆さんお疲れ様。お客の皆さんどうもありがとね。
おかげでたのしくやれたよ。

気が済むまでがしがしやってこう。

* * *

そんな負けてないレーベルの最新作がPVつきで出ました。
京都在住gnyonpix氏によるセンチメンタルなシンセポップ、
アートワークはおなじみごとうきょうすけ、PVの監督はワタナベカズキ氏です!

gnyon


[ele012] gnyonpix - Place for a lost boy



11月末の誘宵と昨日のciccaを終えて、なんていうか祭のあとのような余韻をひきずりながら帰宅中。
練る所はいろいろあるけど、たのしかった。

ご来場のみなさんと出演者のみなさんに深々と感謝を。もちろんまたやろうとおもう。

とりあえず
ほんとうにみんなありがとう。

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