electrongirl

ゆるく、ゆるーくありたいものです

合同会社elegirl代表、岡崎龍夫です。
大学生だった2004年から20年以上つけている思索の記録です。
未来の自分に手紙を書くつもりで書き溜めているため、それほど一般性はありません。

2014年03月

31になりました。

お祝いの言葉をくれた皆さん、どうもありがとう。
誕生日の前々日にPCが起動しなくなって、自分へのプレゼントってことで新しいPCを購入。
Macbook Pro 13インチのです。さすがに軽快な動きします。
というのも、それまで使っていたPC、DELL Studio 15インチはこの日記によると6年前に買ったものらしい。

そりゃ限界っしょ、という感じ。
一応起動するようになったので6年分のデータを移行しているけれど、ほんといろいろなことを考えてきたんだなあと思った。考えて、思いついて、やってみて、中には中途半端になってしまっていることもけっこうあって、それでも、面白いことも多くて、いづれちゃんと形にしてあげようと思える。何年かかってもいい。ひとつひとつやってくから大丈夫だよ。

実家の掃除をずっとやっていて、もう本棚10個くらいとその分の書籍を捨てたんだけどまだまだ終わらない。本当この家すごいってのと、俺の両親もほんといろんなことをやってきたんだなあと感心する。
父が片付けながら「人生は簡単には終われんぞ」と言っていて、その言葉は怖いようで楽しみでもある。
簡単に終われないような人生、簡単に説明できないような人生を行けたらと思う。


悩むことはない (文春文庫)


御年94歳の大御所のお言葉、さぞ荘厳な文章かと思って読んだら、内容の半分がうんこのはなしだった。
そして、現代社会の話からの、結論「悩むことはない。」
はんぱなかった。

今週はなんだかいろいろありすぎてまさに東奔西走という感じだった。

まず、義母のお母さんに会いに行った。
お会いするのは初めてなのだけど「おひさしぶりーねー!」と喜ばれた。
本当に元気で明るい方で、初めてお会いするのに、本当に昔からよく知っているかのように歓待されてうれしくあった。
そして、越谷にスーツを仕立てに行った。
オーダーメイドスーツって初めてかもしれない。

翌日は代々木でとあるWEBサービスの開発MTG。

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ここ、カフェケトル。最近頻繁に出没しています。
店内のパン屋の娘は、僕のへんてこな縁をあやとり遊びしている子です。
その後は某社長邸宅にお邪魔した後終電帰宅。

翌日大手町のスペースで作業。
スペースにあった新書を借りた。




この本はかなりいい。友人に買ってあげようと思った。

あくる日は池袋でTと会ってお茶をした。
もうほんと長い付き合いなのだけど、ここへ来ていっしょに仕事ができるんなら楽しい。
そして、小雨の降る大宮でMTG。大宮ってあんま馴染みがなかったのだけど、
最近ちょいちょい行くようになると興味がわくのも確かで、ていうか今後ともいろいろ通うことになりそうで楽しみな町である。

次の日は鶯谷のお得意様のオフィスで午前中から作業。
夜は渋谷でまたお仕事のお話。
同じお店の宇田川町店と道玄坂店で行き違いになってびっくりしたけど、いいお話ができたと思う。
件の社長宅でホイコーロをいただく。

渋谷に行く頻度が本当に多くて、
代々木あたりに休憩できる部屋借りたいと思うようになった。
今日もまた渋谷に行って以前より知っていた某アプリ開発会社とお仕事する流れ。

社名個人名伏せてばっかりで曖昧模糊とした情報ばかりなのだけど、
まあまあ、ネット上でそんなに手の内明かしてもしょうがないっしょ。



久しぶりに映画を見た。
「コーヒーをめぐる冒険」、ベルリンを舞台にした静かな映画。
ベルリンの肌寒い季節の、鈍い憂鬱が要所要所に描写されていて感情移入せずにいられなかった。
何より、知っている風景が多すぎて笑った。
あの、切符が買えないタイミングとか、検札が来るタイミングとか、コーヒーが飲めないタイミングとか、
環境が、自分を苛立たせる装置に思える感覚。そう遠くない、そういう日のことを思い出した。
ベルリンはまだ寒いかな。みんなは変わらず元気かな。



憔悴しながら町から町へ駆けずり回るこの暮らしが、たまにしんどい日もあって、
それでも毎日が価値に直結している感じが楽しくもあって、
ベルリンののんびりした生活はもう本当遠いと感じたときに、あの鈍い憂鬱は、少しいとおしく思えた。

風花なんていう珍しい気象もあるけど、最近は暖かい時間もけっこうあって、
もう春がきているなあ。啓蟄なんだなあと感じることも多い。
千代田線で荒川を渡るときの窓のむこうの春薄暮を見ながら
U1からもこんな風景を見た気がした。

かたくなったこころが融けて、土中で凍えていた感受性の種が
いい感じに芽吹きますように、って
そんなことを祈りたくなる、きれいな空だった。

最近は毎日やってることがちがくって1日で受け取るメールの数も大変なことになっていて忙殺されてるけどまあどれも自分の選んだ道だしなーつって、なんとかやってる。つかれてるっちゃつかれてる。帰国してから大雪の日くらいしか休めてない。眠れもしない。でも充実と言わないでなんていうんだろう。新しく知り合った人が新しい人をまた紹介してくれる連鎖で、人間関係が拡散していく。つながった人の数ほど自分が分からなくなるような時期も以前はあったんだけど、陥らずにいけるかな。大丈夫だ。

雨音オーディエンス -  BEEF



眠れない夜は簡単さ
呼吸を忘れた魚みたく
無意識を頼りに思い出の海を漂う

信じる意味が僕には無くて
疑う意識が君には無くて
ロードショーみたいに感動の理由がどこにもない

眠れない夜は簡単さ
咀嚼を覚えた子供みたく
降りしきる雨の中
追憶のビートを刻もう

泣かせる理由が僕にはなくて
笑える要素が君にはなくて
低気圧の彼方で闇雲なメロディだけが残る

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