electrongirl

ゆるく、ゆるーくありたいものです

合同会社elegirl代表、岡崎龍夫です。
大学生だった2004年から20年以上つけている思索の記録です。
未来の自分に手紙を書くつもりで書き溜めているため、それほど一般性はありません。

2015年08月

オリンピックのロゴデザイン盗用の件が、連日炎上している。
気になるのは、パクリがあったかどうかの点についてよりも、よくもまあここまでみんな血眼に投石するなってこと。正直怖いわ。パクリがあったかどうかよりも「じゃあロゴどうすんの?」ってとこじゃないのか?

以前、仕事で、同じプロジェクトにあたっていたプログラマーさんの仕事に不具合があった。
このままでは動かないので、対策を幾つか考えてプログラマーさんに修正を提案したところ、責任転嫁やら検証方法やらそれ以前の話やら、とにかく別の話を持ち出してきて、まあねちねち言われた。
問題は現状でそれが動いていないという事実だけど、そこの話し合いにならないので、ああ、この人バカなんだなって思った。

責任問題は後でいい。わかる奴の間で丁寧に処分を考えればいいだけじゃないかな。
一つ起こった問題から2つ目3つ目の過去の済んだ問題を探して叩いて埃をだそうって動きのどこが建設的なんだろう。いまにはじまったことじゃないんだけど。
これが「表現リテラシーはどうあるべきか」みたいな話になって「みんなで考えよう」ってのならまだいいんだけど結局「みんなで石投げよう」っていう。Letsの後に続く言葉がクソだ。

インターネットの世界は「一般論を代表してる」みたいな奴が「正論っぽいこと」をコメントしているのが目障りだ。正論という聖剣を振りかざす勇者のつもりなんだろうか、いやいや暇な餓鬼だろ。

images

っていうことを考えていた。



いつ頃のみこんだものかは知らないが、空洞の球体みたいなものが喉と腹の間にあって、誰しもと同じように何を以って埋めるかを探す。ずっとそれは誰人であると思っていた。家族か、恋人か、友人と呼べる人だろうか、そばにいてくれる人が居さえすれば空洞はその存在感だけで埋まると。
そうでもない様子だと、気付くまでに何度もの恋や友人を経た。

そもそも、そこにいるのは誰でもいいわけではなくて、いろいろな条件で絞り込まれる。
そして、ふるいにかけられてそばにいてくれる人ですら、空洞を埋めはしないらしい。
男だからなのだろうか。大人だからなのだろうか。

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