electrongirl

ゆるく、ゆるーくありたいものです

合同会社elegirl代表、岡崎龍夫です。
大学生だった2004年から20年以上つけている思索の記録です。
未来の自分に手紙を書くつもりで書き溜めているため、それほど一般性はありません。

2016年06月

もともと家が学習塾経営だったし、小さい頃勉強はかなりしたので教育については思うところがある。
中退した大学も教育学科だった。僕が大学にいた頃は「ゆとり教育」が今始まったという頃で、「こんなん絶対問題起こるでしょ」という僕の意見は教授に冷笑されたが、何事にも結果は後にしかついてこない。

プログラミング教育を事業にしている会社「ライフイズテック」の新サービス「mozer」の体験版がリリースされ、僕も開発チームで参画している。「教育を変えたい」という事業ビジョンはなかなか面白い。なんであれ、中高生がプログラムに触れる機会になりうるならやりがいの部分は少なからず感じている。

http://mozer.io

もう一つ参画しているサービス、Tribes20の「LINEスタンプ講座」も今週から始まる。
こちらの対象は若年層から大人まで幅広い。

http://www.tribes20.com/school/class/linestamp.php

「バベルの塔を築く歯車になるのはお断りだが、スピリチュアルな何かを築く礎になれるのならレゴのブロックにだってなるよ」っていうやつ。教育を提供する側のモチベーションはきっとそこにあるんだと思う。

魚を提供できることのできる人間は、魚の釣り方も提供できる。
魚に関わっているという意味ではどちらも一緒で、
僕は、色や文字や図形を扱えてさえいれば割とそれで幸せだと思うし、
同じような人が増えたらそれはそれで嬉しい。



昔から、特に数学の実用性なんかが勉強する側の疑問として上がるけど、今にして思うのは実用性のための勉強はそれほど面白くない。興味や欲求が先にあって、それを追っていったら実用性がついてくるものだと思う。(そちらの方が得たものの根の張りが強いと思う)
そういう、興味を引き出すような作業を現在の学校はやってくれるのかな。僕はやれてるのかな。そこは常に自問したい。

もっといろんな魚を、あるいはもっといろんな魚の釣り方を、提供できますように。
もっと学んで、もっと仕事しよう、と思っている。

米屋の息子こと相澤くんからの依頼でフライヤー制作しました。

写真素材の用意されてる案件ということで、photoshopを駆使し、ああでもないこうでもないと試行錯誤の末に割とシンプルなところに着地した。着地に至るまでの右往左往で、photoshop技の引き出しはかなり増えた。「不確か」という言葉でゲシュタルト崩壊しそうなくらい不確かなことを考えていたら、夏の湿度、恋の感傷、光の寂滅、そういえば、そんな要素の似合う季節だ。

素材が非常に透明感のある写真だったので、ムーディでドリーミンなあの感じとか、自分が揮発してしまいそうなあの感じとか、透明にも混沌にも風景が見えるあの感じとかをいじっていじって上塗りで重ねていった結果、カメラマンさんの意図を逆手にとるような加工になったかもしれない。(ちょうどその時期大阪に滞在していた影響もあると思う。)

毎度毎度レイアウトの相談に乗ってくれるつや子、今回もありがとう。

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anomie プロデュース
『例えば、それが不確かでも』
2016/8/3〜8/7
@八幡山ワーサルシアター
https://twitter.com/1991Anomie

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