electrongirl

ゆるく、ゆるーくありたいものです

合同会社elegirl代表、岡崎龍夫です。
大学生だった2004年から20年以上つけている思索の記録です。
未来の自分に手紙を書くつもりで書き溜めているため、それほど一般性はありません。

2018年02月

神里さんが岸田賞受賞というニュースを受けて、初めて最終選考にノミネートした9年前のことを思い出した。

何かとうまくいかなかった生活を神里さんにチャットで伝えたら長渕の動画を送ってきてくれた。あれが多分それくらいの時期。9年も経ったのか。相変わらず神里さんとは連絡をとっていて、たまに飲む。受賞作は京都まで観に行った。次会えたらまた美味い酒が飲めそうだ。

寝室にテレビを置いた。デジタルスピーカーとクロームキャストをつなげたので、心地よい音でyoutubeが視聴できるようになった。 さんまのからくりTVの動画で笑い疲れた嫁が寝付いたところ。

寝るためにきれいな音楽をかけてみているが幸いなことに、全然眠れない。朝まで音楽を聴いていたいというのは、素敵な夜だと思う。

https://youtu.be/FSoyIF0pkvQ

いつか 抱いた夢 花 貴方の声まで
満ちあふれたもの全て消えても
逢いたいと思ったら
ねぇ いつか闇の果て 心の奥にいても
溢れる陽を 思い出したら
「帰ろう」と貴方から言って
帰るわ

数日前に思いつきで決まった「弾丸」旅行。
香川から岡山へ瀬戸内海を「ジュウダン」してきたのでまあそんなタイトルになってます。

1日目 高松
朝一のLCCで高松空港へ。
栗林公園で風花のなか庭園散策。

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昼食はその近くの讃岐うどん「上原屋本店」へ。
だしと麺がかなりハイグレードで驚く。さすがうどん県。
夜もうどんにしようと決めた。

都心部をぶらぶら。
寒波の影響か気温が低い。

夕方、鳥料理「一鶴」に行く。
高松名物、骨つき鳥。異様なほど美味い鶏肉。夕食もあるため1本で切り上げたが本音もっとむしゃぶりついていたかった。

宿は八栗の群雀。
高松の夜景が一望できる。

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実は宿泊の数日前に予約したホテルで水道管が破裂したので急遽キャンセルになって探し直した。 オーナーさんが駅まで迎えに来てくれた。

荷物を置いて夕食へ。

建物自体が文化財になっているうどん屋「山田屋」へ。昼のうどんとはまた違う方向性だが、やはり香川のうどんは美味い。信じられない巨大海老の海老うどんが出て来た。

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食後はその近くのカフェでコーヒーを飲む。アンティーク家具の倉庫みたいだなと思ったら、実際アンティーク家具の倉庫だった。

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風情のある宿の風情のある床、風呂を体験して就寝。

2日目 高松〜小豆島

送迎してもらって高松港へ。
そこからフェリーで1時間。小豆島に上陸。
チェックインまで時間があるのでレンタカーでドライブ。
島の名物生そうめんは間違いなくいままで食べたそうめんの中でいちばん美味いそうめん。というかそうめんに感動したの初めて。

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醤油記念館、中山千枚田、樹齢千年のオリーブを観光。島のゆっくりした時間が気持ちいい。宿は露天風呂。日没のグラデーションを眺めながらあたたまる。食後にもう一度入浴したら星がきれいだった。

3日目 小豆島〜倉敷

小豆島のバスツアーに参加。
前日に回れなかった、銚子渓、寒霞渓、24の瞳映画村、オリーブ園などを回る。

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醤油工場が多いのでそれにまつわる佃煮などもなにかと美味い。10:00-15:30のツアーだったが、あっという間だった。

その後島を後にし、フェリーで新岡山港へ。
3日ぶりだが、本州というだけで都会に思えた。岡山から電車で倉敷へ。
宿にチェックインした時間にはほとんどの店が閉まっていたが、海鮮を食べて日本酒バルもいった。

4日目 倉敷

倉敷美観地区をぶらぶら。


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工芸品、カフェ、お土産などの小さいショップが軒を連ねるなんていうか雰囲気のある街。全国に一つしかないオープンしたばかりの豆柴カフェでデレデレになった。

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岡山に戻り駅弁食いながら新幹線で帰る。



3泊4日旅行は「遊んだー!」って気になる。充実の旅。
タイミング的には新婚旅行ということになるけど、嫁とは「第一回新婚旅行」と呼んでいる。
帰りの新幹線で次どこに行きたいかという話をした。

新鮮な体験をしないと感受性が腐る。
旅はそのためのサプリメントになりうる。
毎日新鮮に生活できれば旅をする必要もないのかもしれないが、それは難しいからやっぱ旅するんだろうな。

職業訓練校で2ヶ月間講師をしていた。

老若男女さまざまな経緯の受講生がいて、PCスキルやリテラシーも想定していた以上にバラバラだったが、一番遅れをとっている人に合わせる、いわゆる「ボトムアップ方式」を採ったため、理解の早い受講生には物足りないないものだったかもしれない。まあ、そっちのが性には合ってる。
20名近くいる受講生にアシスタントなしというシチュエーションはそこそこにハードで、特に全員分のコーディングのトラブルシューティングへの対応となるとてんやわんやで、自我がどうにかなるかと思った。ハードさの対価として、一日6コマある講義で喋り続けるための事前学習もそこそこ必要で、獲得は本当に大きかった。

デザイナーやエンジニアに転職したい不安や渇望は痛いほどわかるつもりで、かつての自分に対してのカリキュラムみたいになった。ケアと鼓舞、ギャグと叱咤、それらをとっちらかしてぽいぽい投げた。混沌とはしてたがまあ活気のある授業になった。各所からの評価はあたたかいものが多く、諸々、無形の財産にしようと思う。



4ヶ月参画していたアパレルECサイト案件の契約も終了。
講義では受講生のコーディングにレビューする機会は多いものの、デザインのレビューだったりコーディングのレビューされる経験がいままであまりなかった自分には、目からウロコが落ちる経験ばかりだった。こういうところに精神性は表出化するのか、と思った。 レビューまじ大事。

「神は細部に宿る」ということわざがあるが、つまり未熟も細部に宿るんだろう。 いい感じの奴を宿らせたい。

ちなみに指摘されたあれこれは、翌日自分の言葉に置き換えてしっかり授業内容に反映させてもらった。キャッチアンドリリース。

学びの多い現場だった。
本当にお世話になりました。



プログラマーの美徳は、怠惰と傲慢と短気だという。
その下地の上に共有と合理化を重ねてきたのがIT業界だと思ってる。
怠惰に傲慢に短気に、適所に適切に適度に、色々を渡しあって行けたら楽しいだろうな。
まだコンテニュー、まだまだコンテニュー。



ねえどしたら君といつまでもいられる?
どこにある答え?ここ ここにある
リアル つかめない夢じゃないはず
ほっぺたつねる それをたしかめる

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