コロナウイルスで大騒ぎしている間に春が来たけど、外出をそんなにしないので実感もない。
気温自体は例年並みだけど、気分のせいか寒さの方が目につく。
ひと気のない桜も凍えているようだ。
世の中が陰鬱としていて、明るい想像力が欠けている。エンタメ業界は危機的状況だけど、プロのクリエイティビティは信じていたい。



悔しい思いを強いられた人たちが、それでも温度を伝えようとしてくれているように感じた。
特別好きな歌でもないのに、こんな状況下だと解釈も変わる。
ままならない思いが叶いますように、そんな祈りのようで涙が出た。

なんか画面を除けば不安と怒りで飽和している。311の時と同じだ。この殺気にあてられないようにしたい。
不安だから情報を追う、情報を追うことで感情はロジックと結びついてくる。怒りはゴツゴツしてくるし、不安はドロドロしてくる。この悪循環が世界中で発生している。
情報は、冷静に行動を選ぶため。
とは言いつつ、やっぱ調子こいて感染してる奴とか腹たつし、アマチュア感漂う国政にもムカついている。むかーっとくるたびに緑茶を飲んで将棋を指している。(負けるとさらに怒る)

するべき行動はシンプルで
・仕事
・外出自粛、するならマスク
・手洗い、うがい
・買い占めないで買い置きを作る

そんなもんだ。
あと人へのケア。「コロナ大丈夫?」はもう挨拶だけど、それくらいでもちょっとうれしい。
こういう時こそ優しくありたい。

在宅の時間は増えたので投資もいいかもしれないと思った。マネーというか、勉強。
経済的にどうなるかわからないので一芸増やすか、という気持ちになってる。

世界がどんなふうに転がるかは想像もつかないけど、安寧と幸福を願うことは人間に生まれ落ちた義務だ。喜劇王を亡くしても喜劇を想像しなくちゃいけない。文化はそのための栄養だ。きっと。