electrongirl

ゆるく、ゆるーくありたいものです

合同会社elegirl代表、岡崎龍夫です。
大学生だった2004年から20年以上つけている思索の記録です。
未来の自分に手紙を書くつもりで書き溜めているため、それほど一般性はありません。

2020年04月

仕事の日だと思ったが、確認したら祝日休業だった。
予定がなくなったので別の仕事を片付けることにする。あまり捗らなかった。
妻にphotoshopを教える。こういう時こそインプットに当てるべきだ。
という自分の考えを実践してもらっている。
夕食。ワンカップが冷蔵庫にあったのでハマグリを酒蒸ししてみた。
簡単で美味しかった。ちょっと贅沢な気にもなるのでまたやろうと思う。
退職する仕事仲間がいたのでZoomでお別れ会をした。
参加した時はすでにベロベロでグダグダになっていた。お疲れ様。
21:00からZoom使ってワイワイ将棋をやった。楽しかった。

今起こっているのは、ウイルス VS 人類の戦争だ。
資本主義の危機と言われているが、それが強くない経済圏も等しく危機だ。
戦争の後に残るのは焦土。軒並み閉業したオフィス街・繁華街をそう呼ぶのかもしれない。とりあえずの感染リスク。そして次に来る経済危機。治安もきっと悪くなる。
慎重さと行動力は問われている。どの意見を受け止めて、どんな意見を持つか。
見極めて決断する能力も問われている。世界中がテストされているようなものだ。
圧倒的多数は愚者だ。消毒液注射するタイプの人間だし、この状況で思考を止める。

死ななければゲームオーバーにはならない。
くらっても死ななければ及第点。それまでの日常を維持できたら合格だ。
大丈夫だ。感染を、経済危機を、治安悪化も避けながら、死神と視線を合わさないよう静かに、善意を持って望もう。

友人が参画しているプロジェクト「Lightup coffee」のエスプレッソキューブという製品が届く。
美味しかったのでリピートしたい。
あまり外出もないわけだし、せめてちょっとした贅沢に金をつかいたい。




19:30に仕事を終えた。22:00からみんマスMTG。
あったことがない人たちと、あったことがないまま起業ができるのか。
そういう挑戦に立ち会っているのだと思う。

岡村の発言炎上については思うところが色々ある。
ただ、今許せないのは芸能人じゃないだろ。こんなタイミングで汚職やろうとするって正気じゃないし、こんな状況で現政権擁護するのも頭おかしいぜまじで。本当に、本当に 胃を痛めながら払ってる税金をよ、どうしてくれんだクソやろう。悔しさでやるせなくなる。

10:20に起床し10:30から稼働開始。
怠慢になってきているかもしれない。

天気が悪かった。経営相談を受けた。
この時期に来る相談でポジティブなものは基本ない。
惚気話で良いからききたい。
俺自身、今のところ収入には影響なく暮らせているが、不穏な空気は尽きない。
今の契約も6月以降の契約は分からない。契約を探そう。
フットワーク軽く、早め早めで動こう。

姪っ子に絵本を送ったら、拙い日本語でお礼の返事がきた。
今は、こういう小さなほっこりに注視したい。そしてそれを積み重ねたい。


起きて蕎麦屋にそばを食べに行く。
帰宅して夕方まで昼寝。幸せな午睡。
その後、妻にPhotoshopを教える。
夕食は麻婆豆腐。食後に散歩に出かける。
ただただ平穏だった。こんな平穏をありがたいと思う。
かつて書いた手記や散文や詩作を整理する。
たまにはこういう時間も必要だ。
過去はいつだって尊い。過去の尊さはイコール今の尊さだ。
現在を肯定できていれば、クソみたいな過去も財産だ。

25:00からまたお師匠の配信が始まり、27時前に終了した。
この手記も書き終わるので間も無く寝る。

10:00から仕事をするはずがなんか段取りミスってできなかった。
駅前には思いの外ひと気もあった気がする。カレー屋でカレーを食べる。
めちゃめちゃ三密だった。
ボサボサだったので髪を切りに行く。美容師さんは投資に興味があるらしい。
買い物をして帰宅。夕食はホットプレートで韓国風チーズピラフだった。寝る前にFKJを聞いて寝る。
そういえば、テレ朝の「M 愛すべき人がいて」というドラマが気に入っている。
内容がスカスカなので何も考えずにみていられる。今週は水野美紀の怪演に笑いまくった。
安眠できることがあり難い。

11:00からMTG。
最近朝の散歩に出かけられていない。天気が悪いか寝起きが悪いかするせいだ。今日も今日とて粛々とコーディング。有吉のラジオのアーカイブ聴きながらやってたら夜になった。

ボロネーゼに挑戦。ボロネーゼを手作りする想像はしていなかったんだが、できるもんなんだな。食べ応えがあり美味しかった。そして研究の余白もある。




夜10:00からMTG。
ビールのんでアイス食べて寝る。

池上彰「池上彰と考える仏教ってなんですか?」読了。

仏教の概要と、現在取り巻く諸問題、ダライラマは何を考えているか。
かなり纏まっていて、仏教初心者にはなかなかいい書籍だったように思う。
日本の仏教思想よりも原始仏教ついての興味がわいた。
こういう興味の連鎖が面白い。

粛々とコーディング。
あっという間に夜になった。

4月の頭から参画しているプロジェクトのサイトがローンチされた。
http://minmas.jp/
もしかしたら、自粛期間以前よりアクティブになっている。

10年前に関わった舞台公演の映像が公開された。



舞台の壁に貼ってある友達募集キャンペーンのポスターは、デザイナーでなかった頃の俺が作ったものだ。

10年か。10年前の日記を読み返すとこんな感じだ。
・高幡不動から聖蹟桜ヶ丘に引っ越した
・めちゃくちゃフットワークが軽い、そしてその自覚がない
・やたら音楽を聞いている。音楽大好き。
・サラリーマンやってる。結構衝撃だった。
震災もコロナも味わっていないから世の中に気楽な風潮もあったのかもしれない。自分のしょぼいサラリーマン生活の閉塞感をどうにか打破しようと貪欲にもがいている感じがした。当時は自覚なかったけど。

ちゃんとそこは打破できたぞー大丈夫。
ただ、10年後はお前じゃなく世界が閉塞しててやべえ。

日記を読んで痛感したのは27歳から37歳の10年の早さ。ゾッとするスピード。
やばい!まじで一生は短い。人生のストーリーは一生じゃ足りない。
やりたいこととやるべきことはやれる順に処理しないと死ぬ。貪欲に貪欲に知識も体験も味合わないとだめだ。そう、こういう時はリストアップだ。

コロナ収束後にやりたいこと10
・お礼したいので台湾行きたい
・温泉いっぱい行きたい
・東京珍食グルメ食べ歩き
・自社サービスを作って展開
・クラブで朝まで遊んで泥酔
・BLUENOTE行きたい
・ボドゲやりたい
・演劇とお笑い見に行きたい
・選挙がめちゃくちゃ荒れそうで楽しみ
・語学留学

やるぞ。コロナになんか負けるか。コロナぶっ殺す。
負けないほどの欲求が色々あるんだ。

0:00から仕事始めて5:00に終わった。
睡眠をとって10:00から再開。19:00に仕事を終えた。
夜寝付けなかったのでまた3:00から仕事をしている。
自律神経がくらい始めているのか、ただの昼夜逆転か。
とにかく働いた日だった。

手塚治虫の「火の鳥鳳凰編」と「アドルフに告ぐ」を読み返したら想像力と取材量が圧倒的だと感じた。それに加えて画力も備わっているとなると、やっぱり漫画の神はバケモンだ。

自粛生活をもっと有効活用するために勉強でもするかと考えた。
せっかくkindle uinlimitedもあるんだし、リテラシーを高めておこう。そういえば読書に計画性を持ったことなんてこれまでなかったし。経験として [ 勉強=投資 ] だということはわかった。
情報があふれているこのご時世、それに時間を費やさない理由はない。

まず、興味のある項目を30上げてみた。

仏教 / イスラム教 / キリスト教 / 数学 / 経済史 / 哲学 / 酒 / 民俗 / 戦争 / 将棋 / Vue.js / IT / ドイツ史 / アフリカ / 食事 / 昭和 / 平成 / 食文化 / 同性愛 / 中国 / 季節 / ゲーム理論 / クラシック音楽 / 病理学 / 言語学 / 科学 / 社会問題 / デザイン史 / 素粒子 / ビジネス史

次に、該当する書籍を10冊 kindleから選ぶ。







すごい宇宙講義
多田将
イースト・プレス
2013-06-29















将棋400年史 (マイナビ新書)
野間俊克
マイナビ出版
2019-02-26



1日1ページ、読むだけで身につく世界の教養365
ノア・D・オッペンハイム
文響社
2018-04-27






それを消化していく遊びをしよう。
そうしよう。

elegirl labelという活動を2003年くらいからやっている。音楽、文学、舞台など横断的な活動をするレーベルがあったらいいなという構想で始めた。
舞台制作を離れたのは2008年くらいで、それからしばらくは仕事に勤しんで表現を発信するという作業から遠退いた。そんな矢先、2010年の年末に大阪でギロチンさんと会った。
ギロチンさんとは2006年にネット大喜利で知り合った。何年もの付き合いだったのでオフで会おうという流れだ。その時にElectribeで作り溜めたトラックをCDRで渡された。そのCDRにはかっこいい曲がいっぱい入っていて、「どういう形であれ発表したい」と強く思えるものだった。

半分をsayonara recordsに送って「The Lost Days」をリリースした*。直後に、震災が起こった。
全国に自粛ムードが漂ってなんとなく外出しないでいた時、半分暇つぶしで音楽配信を始めた。
CDRに残ったもう半分のトラックを「miloque kloque」というタイトルにしてelegirl labelから発表した。
それからネットレーベルという形を取り始めて、いろいろな出会いがあった。音楽にも人にも。

それから数年、ネットレーベルというカルチャーは次第に盛り上がりを欠いて、周りにあったレーベルもどんどんなくなっていく。自分もまた仕事が忙しくなって、またも表現を発信するという作業から遠退いていた。3年前にギロチンさんと会った時に「押入れから出てきたのであげます」と手渡されたカセットテープがあった。変換して聞いてみた感想を一言でいうと「ひどい」だ。ただ、音楽を味わう解像度は形容詞一言では足りない。もっと的確にいうなら「おもしろひどい」だ。
青年期のギロチンさんがカセットテープで遊んでみた無邪気な狂気がずっと続くので、何回聴いても笑えてくる。

現在の自粛生活で、なんとなく「miloque kloque」のことを思い出した。
置かれている状況がそうだからだ。ギロチンさんに「あのカセット発表しません?」と提案してみたら快諾してくれた。そんな流れで微4°「waste tape」ができた。
今回のアートワークはギロチンさんが描いた絵を加工して作った。この作業もなかなか楽しかった。

この「おもしろひどい」というニュアンスを共有してくれる人に届いたら嬉しい。

giro02


https://elegirl.net/label/archives/3058

*sayonara records閉鎖時に回収し、現在はelegirl labelで配信。

ちょっと知的なプラットフォーム「Quora」を半年以上覗いている。
質問に対して可能なものに回答するSNSだけど、不特定多数から回答への評価がつく点にYahoo知恵袋との差異がある。統計などを引用しながら、専門性の高い、丁寧な回答ができる人にはプロフェッショナリズムを感じる。それにしても世の中にはいろいろなプロがいるものだ、としみじみ思いながら回遊している。
回答に対して納得や共感や感動があると「高評価」がつく。
何かの分野について専門性がそんなに高くない自分にとって、高評価数が100を超えるだけでなかなかうれしいものがある。数ヶ月前に回答したものに300を超える高評価がついたのは感慨深いものがあった。言葉にすることで自分の思考を整理する作用があり、このサイトで回答することに意義を感じている。

数日前、投稿した回答を今日見てみたら高評価数が800を超えていた。800!?
驚いていると仕事の関係者から「Quoraで岡崎さん見つけましたよ」と連絡がきた。
確かにこのエピソードはウケがいいが、こんなに不特定多数にウケるとは思ってなかったので嬉しいやら恥ずかしいやらだ。

仕事のあと、夕食。
妻が、好物のサーモンアボガド丼を作ってくれるというので楽しみにしていた。
「ごめん、アボカド買うの忘れた...」
マジかよ!Kinki Kidsのライブ行ったら光一(アボカド)が病欠だった、そんな感じだ。
けど、サーモン丼もちゃんと美味しかった。
ソロでやり切った剛(サーモン)の頑張りをたたえたい。

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