electrongirl

ゆるく、ゆるーくありたいものです

合同会社elegirl代表、岡崎龍夫です。
大学生だった2004年から20年以上つけている思索の記録です。
未来の自分に手紙を書くつもりで書き溜めているため、それほど一般性はありません。

2020年08月

大切なことほど、言葉にすると陳腐になる。
父は気に入った金言を家の壁にベタベタと貼っていくタイプの人間だったが、どんな名言も貼り出すと陳腐になるし、蛍光ペンでマーキングすると安くなる。自分の人生に影響をくれたような強い言葉の多くは、決して極太明朝体で書かれたものではなく、向こうがポツリと言ったしずくのような言葉だったと思う。

けれど、もどかしいことに大切な言葉は書き留めたい。
インターネットに書くと陳腐になるから、本当にそこには書くべきではない。
結果今日も大切なことの輪郭のような文章を書くことで、大切なことの価値を維持しようとしている。

浅ましい日記だ。



コロナ以前もコロナ以降も、幸福について常日頃考えている。
戦争なんて誰だってなくしたいけど、じゃあ戦争をなくすために戦争をしようという考え方と反対派でいつも分かれる。誰だって愛の尊さは知っているけれど、こちらの愛の形とあちらの愛の形が違うからケンカする。ジョン・レノンは啓蒙者だけど仲直りできなかった奴でもある。
そんな風に、解釈によって背反する要素が世界中にある上に、自由と無法を混同する奴らや、利己と利他を履き違える奴らや、手段と目的を間違える奴らが超いっぱいいて、全部をひっくるめて伝導できる思想の創出なんて無理なんじゃないかと思う。

だから、まず無理だというところから始めるべきなんだと思う。
人と人は分かり合えない。俺とお前が混ざり合うことはない。
40%の人は自分と思想が相容れないし、40%は議論する近さを持たない。
いろいろがマッチする残り20%の人たちは尊いがその中にい続けると哲学が腐る
だから「こいつわかんねー、でもなしじゃない」みたいな部分はなるべく大事にできたらいいと思う。
玉ねぎもピーマンもそうやって克服してきた。
実際、実害がなきゃいいでしょ。筋さえ通ってれば多少の差異は許容できるでしょ。
選挙で変な政党に入れてようが、変な性癖をもってようが、第三者に迷惑かけて平然としてるような奴じゃなきゃそれでいいでしょ。
いろんな意見が飛び交うコロナ禍のなかで、そんなことを考えてる。

妻と付き合う前、最初のデートで昼ごはんどこに行こうかという話になった。
たまたま「太陽のトマト麺」が目に入ったので提案すると食べたことがないという。注文して初めてトマト麺を食べた時に眼がキラキラキラッと音を立てて光沢を放った。
美味しい時にこんなに美味しそうな顔する人いるんだな、ということに驚いた。
義姉に聞くと小さい頃からそうだという。家族で外食行った時に美味しさに感動しっぱなしだったという。思えば、ここ数年食べ歩いてばかりだ。

現在コロナ禍で思うように外食に行けない代わりに通販食材を手配するようになった。
擬似外食という感じだ。ここ数ヶ月で定番化した通販食材は以下。

1、ぬちぐすいのソーキソバ

https://wagyuokinawa.thebase.in/items/28777421

友人が店長を務める沖縄居酒屋のソーキそば。
レモンを入れるのは自分なりのアレンジだが、非常に美味しい。




2、AFURIのラーメンとつけ麺

https://shop.afuri.com/

昔から好きなAFURI。女性にもおすすめできるラーメンと言えばここ。
お取り寄せして原材料の欄を見て驚いた。スープの材料多いな!その原材料の多さは美味しさの設計精度と言えるはずだ。



3、ヤガちゃんキムチのカレー

驚きのキムチカレー。
カレーにキムチをトッピングするわけではなく、キムチと一緒に煮込んだであろうキムチカレー。
新感覚の激ウマ。これはいろんな人に勧めたい。

https://www.chanja.co.jp/


最近の楽しみはここら辺。
こんなご時世の食卓でもキラキラキラッと音がする光沢があって、そんな時はきっと俺も面白い顔になってる。

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