10月はカメラを持って出歩いていた。幸いなことに撮影の仕事をいただける。
まあ「岡崎に仕事振ってみるか」くらいの感覚でもらえているのかもしれないが、新しい言語を獲得したような感覚だ。この技術があればもっと色んな人と繋がる機会を得られるのだろうか。

カメラを持ち始めて気づいたことは、やっぱり人間が好きだなという感触で、自然やオブジェクトよりもポートレートを撮っていたいなと思う。



街も好きだな。



人か人が創るものに尊さを覚えるんだな、と自分の性分を感じている。
そういう意味では自然や動物は人が創れない点がまた面白い。撮れば撮るほど哲学は構築と再構築を繰り返すならば撮ろうと思う。


コロナがまた盛り上がって、また世界が揺れている。
幸福とは何か、人生とは何か、生活とは何か、こういう機会に考えるのはいい機会だと思う。
どれも解はきっとシンプルなものだ。それを見つけられたら揺れにも平気でいられる。
もっと撮れたらと思う。あるいはデザイン会社経営者として仕事を楽しもうと思う。


夜の着水
静謐な冬の宵に
音を探してる
匂いを探している
色を探している
花を探してる