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ゆるく、ゆるーくありたいものです

ヒーロードラマ

  • 2021年08月02日
「イノベーション教育」という言葉を見ると、違和感を感じてしまうところがある。
そもそもイノベーターなんてジャンルの人間がまともにカリキュラムを受講すると思っていない。
「雨が降ったら仕事しねー」くらいマイペース野郎、ともすればなんかしらの病理を抱えているくらいの突然変異種だと思っている。

数年前、メタンハイドレードの採掘に国が血道を上げていた時に「それくらい追い込まれてるんだなこの国」という感覚を覚えた。イノベーター教育を国も民間も求めている昨今は、イノベーターが現れて、GAFAやBATHに次ぐような企業を国内に作ってくれる。そんなヒーローの登場を待ち望んでいるように思われる。

いねーし
生まれねーし

タモリが東京で芸能人になるときに、赤塚不二夫がタモリに小遣いを渡してただただ豪遊させてたというエピソードがあるが、イノベーターを生むだけの投資家の気質ってきっとそんなで、そんな土壌ってこの国あったかなあと思っている。永谷園が社員に世界中ぶらぶら旅行させて食を研究してこいってやった話も好きだ。

生まれない
ヒーローはいない

同じ文脈で言うなれば、ドラマはない。
「人生を変えるような偶然の展開」なんてものを愚かにも口開けて待っていた時期があった。今にして思うのは金に対してアプローチしていたやつが金持ちになって、才能に対してアプローチしていたやつが才能を評価されて、愛の才能があるやつが愛を獲得するという必然性しかなくて、それはドラマでもなんでもない。瓢箪から駒なんて出ないし、出るとしても期待するもんじゃない。

そう考えると、ヒーローもいなければドラマもない点で現実の現実味ってマジでシビアだ。
ただ、このリアリティが面白いのかもしれない、と面白がっている。

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  • 20:37 |
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Tatsuo Okazaki

「いい会社」elegirlという会社を経営しています。主たる事業は広告ですが、音楽事業 elegirl labelや演劇制作など、気ままに色々やってます。プロフィール詳細はこちら。デザイナー、DJとしての活動概要はこちら


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