「バカってどんなやつ？」
そんな問いから始まった、論述の旅。

バカとは？

バカってのは、単に頭が悪い人間のことじゃない。 「思考停止してる人間」だ。

たとえば：
- 何でも他人や社会のせいにする（他責）
- 自分の無知に気づかない（傲慢）
- 情報の裏を取らず、流行に乗ってドヤ顔（軽薄）
- 同じ過ちを繰り返す（無学）

バカとは「自己点検を放棄した者」で自分を疑わない、検証性に欠けるやつを指す。

非バカ＝賢人か？

これは、全然違う。
非バカってのは、ただ「バカじゃない」だけ。 それは「“溺れない”と”泳げる”の差異」みたいなものだ。つまり非バカは賢人とは別の生き物だ。

賢人は、
- 無知を自覚してる。
- 状況を見て、冷静に判断できる。
- 知を行動に変換できる。
- 他者のためにも力を使う。

つまり、非バカは回避者、賢人は創造者。 立ってるステージが違う。

じゃあ「非バカ・非賢人」って何者？

ここが一番面白いポイントで、この層こそ、現代社会のボリュームゾーンだ。バカじゃないけど、賢くもない。この層は以下のような性質を持つ。

- 要領はいい。ミスはしない。でも輝かない。
- 人の過ちは見える。でも自分から動かない。
- 情報は知ってる。でも使えない。
- 無難。とにかく無難。

バカの落とし穴は回避してるが、 飛躍の階段には登らない。
なぜか？ 理由はシンプル。社会と教育が「ミスしない訓練」に偏ってるから。
だから「凡庸で安全な中間層」が量産される。
問題は、ここで満足してる場合、非バカ・非賢人の一番危ういパターンは、「自分はわかってる側」だと錯覚してるとき。

- 論理的っぽい言葉を借りて、語ってる風。
- SNSでバカを笑って、自分は高台にいるつもり。
- でも、自分では何も創らない。

ここまでくると、バカよりもタチが悪い。自分の限界を見つめるレンズが曇ってるからだ。
凡庸な沼から抜けるには、ほんの少しの意志が要る。
- 感情の揺れを見つめる内省力
- 自分の信念すら問い直す勇気
- 失敗を許す環境
これがあれば、人はいつでも「賢さ」に近づける。

...という会話をAIとした。
つまりだ、賢者へのルートを選べば自己批判や自己検証がついて回る暗闇を辿るし、それを回避しようとしたら裸の王様ルートに陥る。知の探究とは実にしんどいじゃないか。