最近、傘についてよく考える。
煙草をすう本数が多くなった。


台風ということで、靴下はぐじゅぐじゅ。これを脱ぐ時がたまらなく気持ちいい。
別れた恋人から着払いで色々送られてきた。わざわざどうも。


最近、傘についてよく考える。
煙草をすう本数が多くなった。


池袋を深夜に散歩する人になった。そのうち、どこぞのきちがいに刺されるかもしれない。この街は深夜の交差点の電灯からジャズピアノが流れるのが不思議だ。


最近、傘についてよく考える。
煙草をすう本数が多くなった。


季節の美しさは移ろうが故のものだ。倒来した先から揮発していく。きもちも同じで、倒来した先から揮発していく。そう考えると、さまざまなものが細かな粒子でできている気がする。すべてがそうなのかもしれない。粒子の集合体は空気に分散して姿を隠したり、また新しい形を作ったり。


最近、傘についてよく考える。
煙草をすう本数が多くなった。


いつか、死んだら、いたたまれない死に方をしたら、ゾンビになって蘇ることにした。ゾンビになってのりのりで踊ろうと思う。


最近、傘についてよく考える。
煙草をすう本数が多くなった。