食事に入った天丼屋で

だーれもがーwowwowwow
ないてるーなみだをー♪

の曲が流れていて
懐かしいなあなんて考えてふと思ったこと。

生活を憂れう歌って多すぎじゃないか?

先の歌にしても
「誰もが泣いてる」ってのにみんな共感するからヒットしたわけで、ミスチルなんかに代表されるように

「毎日大変だけどみんな頑張ろう」とか「毎日大変だけど一握りのささやかな幸せがあればやっていける」

って歌ばかりで、それを否定する気はないんだけど、
あまりにも、毎日=大変って公式が出来上がってるのがなんか不思議だと思った。

あと、東京=切ない
みたいな図式も定着しすぎてると思う。「上京して楽しすぎて本当に良かった」みたいな曲ってほんと無いね。

毎日=大変
東京=切ない

これはたぶん言わずもがな共感できることなんだろうな。つまり「東京の生活」を歌う上でそうじゃない歌は売れないんだと思う。たとえばこんな歌


「HAPPY〜東京の暮らし最高」

ハッピー ハッピー しあわせ
生まれてこのかたつらいこと
味わったことなんかないよ
だってラッキー
ラッキーでハッピー

あたし上京して6年になる
大学4年間まじ楽しかった
就職先もすごいいい職場
毎日楽しい楽し過ぎて死ぬ
死んでも楽し過ぎて生きかえる
だから毎日ハッピー
最高ー

恋愛も順調問題ない皆無
あー毎日起きるのが楽しみ
鼻歌ばかり歌ってたら
気管の通りがよくなったスースー
つらいことなんてない
あったためしがない

ハッピー ハッピー しあわせ
東京きて良かったなあ
後悔とかない
生きてて良かった
だってラッキー
ラッキーでハッピー
あーにっこにこー



みたいな歌は
たとえB'zが歌おうがラルクがうたおうがドリカムが歌おうが売れないだろう。(そりゃそうだ)

だけど、国民の9割が「毎日幸福だ」と答えるブータンじゃ、こういう歌のほうが共感を得られるんでしょ?

なんか不思議。
日本は湿っぽい国やね。