劇団、本谷有希子『甘え』観劇。
以下、感想。若干のネタバレあり。


タイトルのとおり「甘え」についてのほんとによく考察されてる作品だと思った。
というか、父親の極端なしょうもなさが自分にリンクする部分もあるからちょっといてててっていう気持ちも覚えた。

「同情はね、底なし沼だよ」っていい台詞だなあ。
台詞の言葉の選び方がほんといいなあ。
よくできた構成だなあ。安心して面白く観ることができました。
文芸になっても読めそう。

あと、小池栄子ってけっこう魅力的だなあって思った。
あと、広岡由里子の演技。ベテランのテクニック。すごいなあ。
そんなことを思った。


劇団、本谷有希子『甘え』
2010年5月10日(月)〜6月6日(日)
於 青山円形劇場

http://journal.mycom.co.jp/news/2010/05/11/018/index.html