会社の後のよれよれで池袋へ。
FUKAIPRODUCE 羽衣観劇。

感想としては、面白かった。
個性的ないい役者さんもそろってて。
内田さんも西田さんも鈴木さんも魅力的だった。

けど、正直にいえば、今後も知ってるひとが出てなくちゃ観に行かない。

最近、考えること。

演劇には演劇ならではの魅力がある。
けど、同時に演劇ならではのむかつく部分があって、それが何かは上手く説明できないんだけど。
お笑いも、絵画も、文芸も、映画も、音楽も、それぞれの世界にそういうのがあって、その世界にいる人たちはを両方自覚的に捉えて抱えていて、けど、そんなことをいちいち言い出してたら、観る側にも創る側にも誰も立てないから、魅力的な部分を生かしながらむかつく部分をいかに処理するか?みたいなことや、或いは魅力的な部分を特に強調してそのジャンル独自の価値にするっていうのも戦い方なんだろうけど、

この公演はなんか小劇場ならではの魅力もならではのむかつく感じもふんだんで、小劇場以上の先には進まないような予感を覚えた。

よくわかんない日記だけど、どうでもいいや。

FUKAIPRODUCE 羽衣 第12回公演「愛死に」

期間:2010/06/12(土) 〜 2010/06/22(火)
場所:東京芸術劇場 小ホール2

脚本・演出:糸井幸之介
出演:深井順子、日高啓介、鯉和鮎美、高橋義和、寺門敦子、伊藤昌子(劇団阿佐ヶ谷南南京小僧)、キムユス(散歩道楽)、澤田慎司、西田夏奈子、鈴木燦、東谷毬子、板倉チヒロ(クロムモリブデン)、金子岳憲(ハイバイ)、内田慈

http://www.geocities.jp/hagoromo_hukai/