健康診断にいく。

注射がくそきらいなので採血は最後にしてもらう。死刑囚の気持ちってこんな感じかもしれないと、ガチガチ震えながら採血タイムを待ち、座ってじゃなく仰向けで採血させてもらう。(楽らしい)

「すみません。注射がきらいで…」
と看護婦さんに言うと
「知ってます。毎回なので」
と言われた。

注射嫌いとして覚えられてた!
これはかなり恥ずかしかった。

これをきっかけに「注射嫌い界」からスカウトがかかり、俺は期待のエースとしてデビューしてしまうんだと思う。

四年に一度の注射嫌リンピックでは、全世界から集められた注射嫌いの猛者たちが一同に会し、各々の注射嫌い技を披露する。

●注射嫌い100m徒競走

うしろから注射を持った看護婦さんが追いかけてくるので、その拒絶反応で走るスピードを競う。

●注射嫌い重量あげ

おもむろに注射を構えられるので、その拒絶反応でびくっとして思わずバーベルを持ち上げる。

●注射嫌い剣道

竹刀の先に注射器がついていてぶっさしあう。危ない。

●注射嫌い体操

注射を嫌がる演技を芸術的に行う

●注射嫌いシンクロナイズドスイミング

注射を嫌がる演技を水中で芸術的に行う


岡崎にスカウトがくるとしたら
●注射嫌い柔道

注射を向けられ、ヒイイ!となって正面の相手と組み合う。ヒイイ!といいながら投げる。
固め技を決められると看護婦さんに注射を打たれるから必死になる。


次の開催は2012年のプラハ(行きたいだけ)。正直、アスリートにいきなりなるというのは困惑する。けど、必要とされるならなるべく応じたいと思う。
日本を代表して頑張るよ。


健康診断のあと、池尻大橋にmegane exibisionときいう企画展を観に行ったが残念ながら好みじゃなかった。

ハイスタとかオフスプリングとかああいうメロコアが好き、というか、ああいうメロコアしか愛せない!という極端な人にはおすすめ。

そんなポップアート展だった。