わざわざ群馬出身の奴を連れてSR2みてきた。

見終わった直後はそんなにぴんとこなかったが、帰り道ひとりになるとじんわり残っているものがたしかにあって
「なにかをする」ということを漠然と考えさせられている。

理想と現実との距離。理想のかっこよさと現実のしょぼさ。
父親役の岩松了の呟く「みんなそうやっていきてんだよ」という台詞がすごく重く感じられた。それはすごく真実。

なにかをすることの浮き足の立ちかた、うまくいかなさ、だささ、かっこよさ。そういうのはなににおいてもつきまとうことなんだろうなあということを考える。
どういう選択をするのも真実なんだろうな。と、理想を夢見る人の肩を軽〜く叩いてくれるような、映画だった。

なんか、これだけ見終わったあとにあれこれ考えるのは、もしかしたら終わり所の引き算の技なのかもしれない。

そんな感じ。

あと、挨拶みたいにみんながフリースタイルでコミュニケーションするようになったらいいな!って映画みながら思った。小学校とかでみんな練習したりして。いいなー。

しかし、まほちゃんのラップすげー。まさかまほちゃんがこんなに体重乗ったいいラップを吐くとは思わなかった。

よーし。