あいかわらずベルリンにいる。いつまでいるのかは決めていない。
もう夜になると氷点下で、外出も億劫だ。
去年に比べて、だいぶ引きこもっているが、在宅しながらも得るものは色々あった。

この2年で、旅に生きたいと常々思うようになった。
ドイツ以外の国にもいってみたい。世界の色々な国で生活したい。そう思うようになった。
バックパッカー的放浪生活も悪くはないのだけど、それよりも、ちゃんと自分の欲求を生業に、生活をしていくほうが理想だ。

思えば、いろいろなものに理想を抱いている。
音楽や演劇、アートといったカルチャーにも、社会や産業の構造にも、他人に対しての距離にも、日本のあり方にも、1つ物事を識れば1つ理想を抱いて、その都度至らない部分にやきもきしているような気がする。
理想に近づくために選んだ方式に飽きて投げ出すことだってしばしばあったけれど、それについては悔いていない。結局、1枚の絵を描くのに、キャンバスがでかいので右端や左端から描いてるようなことなんだと、ポジティブに思うことにした。だから、のぞいては止めてを繰り返した20代を悔いはしないでおこうと思った。

旅に生きたい。芭蕉のように、おばけのように。
様々な風景を味わい続けて生きたい。その中で理想や欲求を検証し続ける人生がいい。
なんとなく、そんなことを思っている。

最近カウボーイビバップを見直しているのだけど、
ああいう奔放だけど生活に軸があるノマドにあこがれる。
飯がないのはいやだけど。