ただこうして生きてきてみるとわかるのだが、めったにはない、何十年に一回くらいしかないかもしれないが、「生きていてよかった」と思う夜がある。
一度でもそういうことがあれば、その思いだけがあれば、あとはゴミクズみたいな日々であっても生きていける。


って中島らもが言ってた言葉が、ほんと好きなのだけど、多分今日がそれだった。

いい夜だ。いい夜。
空っぽでありながら満たされているし、
死んでもいいってくらい幸せなのに、一番死んではいけないタイミング。
凍えているのにまだ歩いていたかったり、ほんと馬鹿なのに一番冴えてる。

あとはゴミクズみたいな日々であっても、この感じを忘れないでおこう。