いたずら心は大事にしている。
たとえ先生を怒らせようが、変な落書きをデーンとだしてそれをみて大人が怒ってる様を見て、僕らはゲラゲラ笑っている。

大人になるにつれ、その「いたずら」の解釈の幅が広くなったんだと思う。大人を怒らせることが、例えば顧客の購買欲を掻き立てるだとか、事業を促進させる、だとかそういうのに取って代わったのだとおもう。
描いてるのは相変わらず変な落書きで、ぱっと見ちゃんとしててもとりあえず変なガキが描いている。

広告は面白いという嘘を死ぬまでつき続けたい。この仕事を志す若者が一人でも増えるように。現実に直面し愕然とするだろう。だけどその現実の壁を乗り越え、もう一度綺麗事に軟着陸する、そんな一握りの若者の可能性にバトンを繋ぎたい。(箭内道彦)

僕の生業は、要はイラレとフォトショとhtmlで大喜利のフィリップ描いてるのようなもんだ。そんなものに請求書を発行させてもらえるのは幸せなことだなあと思う。
全力でふざけさせてもらえる機会は稀だけど、ほんとはちょっとでもアホな仕掛けを作りたい。

そう願っている。
広告屋のガキです。

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