AIで自分の写真を学習させ、ジェントルマンな俺を作る、という実験。カイゼル髭こそないものの、だいぶ近づいた気がする。
この俺のデータセットに、紳士の格好をさせたり裸踊りをさせたり、宇宙人と戦わせたりが可能。
写真20枚あれば俺の知らない世界線の俺を作れる。

ということは、いよいよネットに写真をアップできない時代になる。写真が20枚あれば、その人物のフルヌードも惨殺死体もつくれる。すでに橋本環奈だの広末涼子などのデータセットはネット場に落ちててギークのおもちゃだ。おぞましいな。
ジブリの画像を学習させれば誰でも簡単にジブリのタッチでグラフィックを生成できたりもする。
そんなふうにAI生成によって、著作権と肖像権の観念が乱れまくる中でどんなふうになるか予測。

予測1) マーキング
AI生成画像には「AIで生成した」というマークをつけることが義務化され、怠った場合は罰金という規則が敷かれる。
問題は取り締まる際の判別方法だが、これもAIで解析する。表示義務違反の容疑をかけられた画像は作成方法を動画などで明示する必要がある。

予測2) ビジネス化
複製や購入者以外の利用を認めない前提で、芸能人の顔や身体のデータセットが販売されるようになる。

予測3) 価値の変化
AI生成しやすい、テンプレ化した作品の価値がなくなる。
異世界転生ものとか。LO-FIヒップホップとか。エキセントリックで特異性の強い作品に価値が集中する。あるいはNFTでの所持の限定性の価値が上がる。

生成された画像、加工された実像、歪曲される情報。
世界の虚構性は高まってきている。