同じ芝居を上演するにしても劇場によって効果的な演技は変わる。
当然のこと。至極。
演出も役者も念頭に置かなくてはいけない。
劇場が小さくなれば小さくなるほど演者の動き一つの持つ意味は大きくなる。
だから本当、脚本で小屋は選んだ方がいいなあ。当たり前のこと言ってるな。
で、稽古内容が小屋によって変わるのはさることながら、同じ稽古が持つ意味も小屋によって変わる。発声練習なんてパフスペースの公演を見越して行う場合は「演劇やってる気になる」が一番の意味だ。
そこら辺から派生してなんか色々考えてる。演劇サークルって言う団体の難点の一つは、個人の演技の斑の大きさだと思うようになった。その斑がどれほど空間の説得力を失わせるか。早稲田じゃそんな芝居多く観る。ユニットで作るとそうなりがちかもね。人員の少なさによる斑。多少の無理はさせても、演技の一致点を捉えなきゃ面白くはならん。

頭痛。おやすみ。